粉々に壊れたココロを拾い集める女たちの本音blog
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プロフィール
HN:
柚葉&焔
性別:
女性
職業:
社会人で女
趣味:
妄想
自己紹介:
濃い人生だねと言われること多し。実は、平凡・平和をこよなく愛する、怯えた子どもであることに気付き、血を吐きながら生きるふたり。
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私は、妄想する。
貧相な想像力を働かせて、貪欲に幸せになろうともがいている自分を頭に描いてみる。
が、具体的に、幸せになるってどういうことなのかが解らないので妄想はすぐに途切れる。
何を望んでいるのか
何がしたいのか
何を欲しているのか
まったくわからない
それでも最近は、気付いたらポロポロと涙が流れていることがあって驚いた。
どこも痛くない。ケガもしていない。病気でもない。いじめられたわけでもない。
「ねぇわたしいよいよおかしくなっちゃったのかな?
普通に生活できているのに、自分で自分を抱きしめたら
わけもなく涙が流れて止まらないんだよ?
仕事に支障が出て困ってる。」
不安になって仕事中にもかかわらず、焔にメールをしてみた。
「だいじょうぶだよ。
今まで自分に感情を許したことなんてないでしょう?
これからは自分のために心を使おうね。
そして、今まで見捨ててきた小さな自分を抱きしめようね」
どんなに忙しくても、焔はわたしを遠くから抱きしめてくれる。
返信メールを読んでまたボトボトと涙が流れて落ちた。
粉々に砕け散って、草木一本も生えていない砂漠のあちこちに散らばっている私自身のかけらを、かき集めるような日々が、どうしようもなく辛く悲しいものに思えてきたのだった。こんなにも粉々になってしまっているものをかき集めるということは、気が遠くなるような作業だ。
ひとつぶカケラを見つけては拾って、ため息をついて座り込む。
座り込んだら次はいつ立ち上がれるのかわからない。
次のカケラを見つけるのはまたいつになるんだろう・・・と気が遠くなる・・・。
小さな小さなかけらを、必死に拾い上げようとすると、誰かがやってきて
蹴散らされる。
顔にも、頭にも、髪の根元にまで乾燥した砂がかかる。
その砂を払い落とすのも、自分でしなくてはいけない。
ねぇ焔、わたし、もう疲れてしまったよ。
なんでもないように見えるらしいこの顔も、
どんなに酷使しても壊れないムダに頑丈なこの肉の塊も、
考えることに慣れていない腐った脳みそも、
全てを破壊して、廃棄してしまいたい。
感情を認識してしまうということは、こんなにも痛く、辛いことなのか・・・
と、あまりにもか弱い自分に愕然として、全てを放棄してしまいたくなる。
わたしはわたしを止められない。
どうしようもなく、涙は流れて止まらない
体内の水分が枯れてしまうのではないかと思うくらい、流れ出てくる。
誰からも保護されず、血と膿と精液にまみれ放置されていた小さなわたしが、
お願いだから私を見つけて
私を抱いて
叫んでいるように思えるの。
抱きしめてあげたいのに、足もとは砂に掴まって動けない。
「これ以上粉々になってしまったら、欠片も見つけられなくなってしまう。怖いからずっと抱いていてね」
焔は、小さな私も、今のわたしも、抱きしめてくれる。
こうして自分以外の誰かを欲する気持ちが、こんなにも切なく、痛いものだと教えてくれたたったひとりの人間。
涙を流すことと、泣くことは別なんだろうか?
生きていればいつかわかる日がくるかなぁ・・・
投稿者:柚葉
貧相な想像力を働かせて、貪欲に幸せになろうともがいている自分を頭に描いてみる。
が、具体的に、幸せになるってどういうことなのかが解らないので妄想はすぐに途切れる。
何を望んでいるのか
何がしたいのか
何を欲しているのか
まったくわからない
それでも最近は、気付いたらポロポロと涙が流れていることがあって驚いた。
どこも痛くない。ケガもしていない。病気でもない。いじめられたわけでもない。
「ねぇわたしいよいよおかしくなっちゃったのかな?
普通に生活できているのに、自分で自分を抱きしめたら
わけもなく涙が流れて止まらないんだよ?
仕事に支障が出て困ってる。」
不安になって仕事中にもかかわらず、焔にメールをしてみた。
「だいじょうぶだよ。
今まで自分に感情を許したことなんてないでしょう?
これからは自分のために心を使おうね。
そして、今まで見捨ててきた小さな自分を抱きしめようね」
どんなに忙しくても、焔はわたしを遠くから抱きしめてくれる。
返信メールを読んでまたボトボトと涙が流れて落ちた。
粉々に砕け散って、草木一本も生えていない砂漠のあちこちに散らばっている私自身のかけらを、かき集めるような日々が、どうしようもなく辛く悲しいものに思えてきたのだった。こんなにも粉々になってしまっているものをかき集めるということは、気が遠くなるような作業だ。
ひとつぶカケラを見つけては拾って、ため息をついて座り込む。
座り込んだら次はいつ立ち上がれるのかわからない。
次のカケラを見つけるのはまたいつになるんだろう・・・と気が遠くなる・・・。
小さな小さなかけらを、必死に拾い上げようとすると、誰かがやってきて
蹴散らされる。
顔にも、頭にも、髪の根元にまで乾燥した砂がかかる。
その砂を払い落とすのも、自分でしなくてはいけない。
ねぇ焔、わたし、もう疲れてしまったよ。
なんでもないように見えるらしいこの顔も、
どんなに酷使しても壊れないムダに頑丈なこの肉の塊も、
考えることに慣れていない腐った脳みそも、
全てを破壊して、廃棄してしまいたい。
感情を認識してしまうということは、こんなにも痛く、辛いことなのか・・・
と、あまりにもか弱い自分に愕然として、全てを放棄してしまいたくなる。
わたしはわたしを止められない。
どうしようもなく、涙は流れて止まらない
体内の水分が枯れてしまうのではないかと思うくらい、流れ出てくる。
誰からも保護されず、血と膿と精液にまみれ放置されていた小さなわたしが、
お願いだから私を見つけて
私を抱いて
叫んでいるように思えるの。
抱きしめてあげたいのに、足もとは砂に掴まって動けない。
「これ以上粉々になってしまったら、欠片も見つけられなくなってしまう。怖いからずっと抱いていてね」
焔は、小さな私も、今のわたしも、抱きしめてくれる。
こうして自分以外の誰かを欲する気持ちが、こんなにも切なく、痛いものだと教えてくれたたったひとりの人間。
涙を流すことと、泣くことは別なんだろうか?
生きていればいつかわかる日がくるかなぁ・・・
投稿者:柚葉
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