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「俺様のモノでひーひー言わせてやる」
という幻想(ファンタジー)を持っている。
幻想を抱いていた、という男も少なくないだろう。
女もファンタジーを持っていて、それをオカズに盛りがつくことはあるから、バカにする気にもなれないし責める気持ちも毛頭ないのだけど、男のファンタジーは女のそれとは少し違うように感じる。
身もふたもない現実を知り尽くした男なら絶対にそんなことはないのだけど、そこまでの経験を持つ男は、まずわたしの知る限りはいない・・・。交際範囲も行動範囲も狭いからだと言われたらそれまでだけど(笑)
誤解されないように申し上げておきますと、「女性経験が豊富=セックス経験が豊富」ということではないということです。「セックスの経験が豊富=数こなしている」でもないです。
極端な言い方をすれば、セックスに持ち込むまでのあれこれを楽しむことができて、相手の反応を見ながらときには無駄と思えるようなやせ我慢をしてでも、自分のテンションを上げながら、相手の気持ちも盛り上げながら、ふとしたしぐさだけでも相手を先走らせてしまうような・・・(これは男女共通だと思います)
そんな経験を、イタイ経験とともに積み重ね時間を経て、血肉としてきた人間が、フェロモンを放つのではないか?と思ったりもします。まぁ萌えのツボは人それぞれですからいちがいには言えませんが、イタイ経験もなく、立ち直れないような挫折も知らない人間と言うのは、なぜか薄っぺらに感じるものです。
男には男にしか理解できないファンタジーを持つのは自由だから構わないけれど、それを現実の生身の女に押し付けようとするからやっかいなのだ。ファンタジーはファンタジーとして、自分の中でだけの楽しみとしておいてくれればいいのに・・・
男のファンタジーを女に押し付けると、それは「セックス」ではなく「女の身体を使用したセンズリ」となってしまう。その感じを、女が脳みそや身体で察知してしまったらもうその男では濡れなくなってしまう。
そりゃあ女だって気に入っている男なら、たまにはそういうファンタジーごっこに付き合うのも面白いんじゃないかとは思うけれど、毎回毎回会うたび・・・セックスのたびにそれをやられちゃあ百年の恋も冷めてしまうのはしかたないだろう。
どちらかといえばやっぱり女のほうが、身もふたもない現実慣れしてるというか(笑)
今まで付き合ってきた男たちの中で一番多かったのは、
「本当のセックスの良さを知らないで色んな男とやりまくっていた可愛そうなヤリマン女に、本当のセックスの良さと"本物の愛"を教えてあげる素晴らしい俺様」
というタイプの人間だった。
意気込みはそれはそれで素晴らしいと思うしいいなと思って付き合いを始めるんだけど・・・・
なんていうか・・・女に対してありえない幻想持ちすぎっていうか・・・どうしようもない女を手なづける優越感みたいなのに浸りたいんだろうなぁ・・・みたいな感じが伝わってきて、痛々しく思えてきてしまう。
もっともイタイのは私のほうなんだけど、さらに上を行く!という感じ。
イタイ私を見下すことによって、優越感に浸れないと快感を得られないなんて、男って可愛そうなイキモノだなぁ・・と思ったり。長年水商売の女と遊びなれている男ですらこういうことがあるのだから、カタギの男ならしかたないか、と生暖かく優しい目で見守ってあげるのが女のマナーというものかもしれない。
やはり私には「気配り・優しさ」言うものが絶対的に欠けているようだ・・・・。
久しぶりに更新したらやっぱり下ネタだったな(笑)
「好きにすればいいよ」
とわたしの周りの人は言う。
私の場合は、何かの予定が重なってしまった場合、どちらを選べばよいのかわからず、なかなか決められなくてぐずぐずしているとき、などによく言われる。
世間では、先に約束したほうを優先する、とかいろいろ暗黙の掟があるらしいのだが、後から入った予定のほうが魅力的であったりした場合、優柔不断になってしまう。しかし、自分の意思よりどうすれば他人と(誘ってくれた人)余計な摩擦を起こさないで済むか、をまず考える癖がついてしまった。
まぁ何をどうしようと私は人をイライラさせてしまう、というのに変わりはないが(笑)
2週間前から職場の人に誘われていたイベント、
色んなジャンルのアーティストの作品を集めた展覧会が開かれることになっている。
私が行ってみたいと思ったのは、参加アーティストのうちの1人、ある写真家の作品に興味を持ったからだった。
誘ってくれた職場の人は、ちょくちょく色んな場に行こうと言ってくれる。が、2人きりだときっとお互い間が持たなくて辛いだろうな、と思って2人きりの誘いはずっと断っていた。
引きこもりの私が、今回展覧会に行くことに決めたのは、自分が車を運転して、職場の仲間数人を乗せていくということになったからだ。他人の運転で、男性と車内に2人きりだとパニック発作を起こす可能性大だが、自分の車で、自分で運転し、ほかの人も一緒ならそれほど心配はない。
で、よく呑みにいく男ともだちから、あるライブに行こう!と誘いがあった。
地方では珍しい、ラテンダンスのライブ、しかも安い。
行きたい、でも、展覧会と同じ日で、展覧会が催される会場からはライブ会場まで車で一時間以上はかかる。いや、週末だし、天候によって国道が渋滞すればもっと時間がかかる可能性もある。
他人を自分の車に乗せて遠出するのだから、いつものような荒っぽい運転はできない。
よくばりな私は、男ともだちにある提案をした。
「ライブ会場で待ち合わせしよう。チケット代金は先に払っておく。もしライブ開始に間に合わなかったらあきらめるけど、なんとか頑張って早く戻れるようにするから」
男ともだちは、なんだかわからないけど不機嫌になった。
「なんか・・・デートの掛け持ちされるみたいでいやだ・・。その日予定があるなら予定があるからムリだといわれたほうが良いのに・・・。俺はお前が喜ぶ顔が見たくてライブに誘ったのに」
はぁ・・・・・
でも、両方見たいんだからしょうがないんじゃないの?
と思う私がいけないんでしょうか?
少々ハードでも無理してでも、見たいと思うくらいどちらも私にとっては魅力的なイベントなんですが。
わたしたちただの呑みともだちで、特別な関係じゃないよね?
一緒にライブ見るとデートなの?まぁそのへんはどうでもいいけど、
展覧会に行くのはあきらかにデートじゃないし、職場の同僚と数人だし。
と言えばよかったのだろうけど、言い訳する義理もないかと思い、めんどくさくて黙っていた。
しかし、不愉快な気分が顔に出ていたようだ。
「そういう困ったような顔しないでくれよ、俺が悪いやつみたいじゃん」
「もう、好きにしていいよ」
困ったちゃん顔はうまれつきである。
「はぁ・・ごめん、じゃあ今回はあきらめるよ」
と私がいうと、
「なんでそうなるんだよ!あやまる必要ないのにあやまるなよ!」
とさらに不機嫌になる。
こういうわけのわからない不機嫌には、私は対応できないので、困る。
人間困ったときは困った顔になるのは仕方ないのではないか?
またいつものようにめんどくさくなり、わたしは何も言い返さなかった。
「もうどっちでも好きにすればいい」
と、最後にまた捨て台詞のように友人は言った。
うそをついている人は、こういうとき「矛盾したことを言っている」自覚がないのだなあと思った。
「お前の好きにすればいい」
という、親や元夫の言葉にだまされ、自分の意思に従った結果、幽体離脱状態がしばらく抜けないほどひどい目に繰り返し遭っていたのに、また同じようなことを言われているということは、相当に学習能力のない女だということか・・。
投稿者:柚葉
囲われてたくせに、感情を相手に向けたことなんてあった?
あたしら、服従したこと、態度以外であった?
ぜーんぶ、格好だけ、ごっこ遊びに上手に付き合ってあげただけさ。
高級ってか、本格的なイメクラって感じね。
あたしら仕込みが半端じゃないから、そこいらの女優よりか演技力は凄味が利いてる。
本当は自由を好んでいたんだ。
いつだって、心は、だれにも渡さなかったんだ。
だからさ、「奴隷状態」におかれたことはあったよ?
でも、「誰かに隷属」したことはなかったんだ。
いつだって、心は自由に空に飛ばしていたんだよ。空っぽの肉だけを動かしてね。
だから、あたしの言葉を、あんたは、聞こえた。
だから、あたしの姿を、あんたは見えた。
だから、あたしはあんたにだけは、通じるだろうと根拠もなく信じて声をかけた。
だから、あたしはあんたに会うのは必然だと受け入れた。
会えてうれしいよ。
生まれてくれて、生き延びてくれて、ありがとう。
大人の柚葉も、小さな柚葉も、いつも同時に、抱きしめていたい。
-homura-
なかった、というべきかも。
いつも色んな男に買われて飼われる人形だったので、そのたびに飼い主の好みに合わせて自在に変化する自分を、不思議に思ったことすらなかった。
いつのまにか、自分はなにが好きで、何が嫌いなのかもまったく自覚できなくなっていた。
「あんたは人間なんだよ。それを自覚しなきゃいけない」
そういってくれたおんなともだちがいなかったら、私は未だに凍りついた目をした無機質な奴隷人形のまま、ただ、息をしているだけの「モノ」だっただろう。
自由気ままな野良猫生活を始めてから、いろんなことに気付いた。
飼い主に与えられたケージの中でしか生きていけないと思っていたが、道端の雑草を食ってでも生きていくことができるんだ、ということや、飼い主の命令で好きでもなんでもない男にないフェロモン振り絞ってすがりつかなくてもよいということに、遅くなったが気付いてしまった。
私は、高級な霜降り牛肉より、安い赤身の豚肉が好き
よくわからないブランドもののバッグより、着古したジーンズをリフォームしたリュックがいい
携帯電話の音や、車のドアロックの音に怯えなくてもよい
トゲを抜かれ綺麗な花瓶に生けられた高価なバラよりも、道端の名も知らない花を摘んで部屋に飾りたい
おまえのような薄汚いノラは、誰も人間として認めない
大人しく俺だけの奴隷でいろ、と、今までの飼い主は皆私をケージに閉じ込めた。
外の世界を知ろうとすると、見知らぬ数人の男に、足腰が立たなくなるまでいたぶられた。
きれいな三日月の色も形もわからないほど、私の目はゆがんでいた。
おんなともだちと好きな食べ物の話をする、
夜更けまでセックスの話で盛り上がる、
たわいもないメールを送りあって、互いの生存確認をする。
一生手に入れることなどかなわないと思っていたことを、今、私はしている。
ねぇ、焔、あんたと過ごした短い時間は、まるで記憶にない母親に抱かれているようだったよ。
やわらかいガーゼのタオルケットに全身を包まれているようだった。
私は、私のこころの中で求めていただろうと思われることを、少しずつわかりはじめていると思う。
投稿者:柚葉
読者様なわけ。
彼女いわく
「どっちが焔で、どっちが柚葉?」
というくらい二人の語り口やら人生がリンクしているようだ。
「性描写」でどっちが母かわかったらしい。
あたしたち、世界中探してもなかなか見つからない対等な関係を築ける女子なんだ!
互いの話にひるまねぇ。
互いの話で共振を起こす。
互いが生きていくことだけを望んでいる。
そっち行ったら、酒飲んでぐた撒いて、そのあと、抱っこして寝てね。
少し、疲れたんだ。
-焔-
プライベートではなく、職場で、だ。
仕事に関する能力が足りなくて、職場で多大な迷惑をかけているとか、そのせいでただでさえ安い時給を下げられたとか、給与がもらえらないとか、そういうのは実際に困るんだけど。。。
そうでなければ、まったく困ってもいないし、不愉快な思いもしてないのだけど、同僚の人たちが、私の事をあまりにもかわいそうだというので、どこがどんなふうにかわいそうなのかを、聞いてみた。
今の職場のチームには、派遣の私と、勤続7年くらいの(私から見れば)若い契約社員の女の子と、定年後嘱託として延長雇用になったおばさま上司がいるのだが、このおばさま上司がとんでもなくクセのある人なのだそうだ。
ただ、定年前にいた部署柄、素晴らしく人付き合いの幅が広いので、来社する人間のほとんどを存じ上げていらっしゃるという(舌噛んじゃった(笑))そういう面も、現在の上司たちにとっては、やりにくい、扱いづらいという面もあるのかもしれないが・・。
私より若い同僚たちが、そんなに毛嫌いする理由がイマイチ理解できない。
よけいなことばかりしゃべりすぎ=私は事情通なのよ!という自己顕示欲の表れでウザイ!ムカつく!
自慢話多すぎ&長すぎ(家族のことや、定年まで勤め上げ、部長まで昇格したことや、地元の有名人と知り合いだとか、自分の給与の高さや、子どもたちの自慢?)
他人のプライベートにズカズカ踏み込みすぎ!で、それを言いふらす!
「柚葉のことだって、『離婚して子持ちのくせに、こんな大企業に(地方ってのはこういうのがあるんですよ)たとえ派遣でももぐりこめたのは、色目使って人事部長に取り入って契約更新しているからに違いない!』とか言われてんだよ!!」
だそうな(笑)
人事部長なんて、かけらも知らない人ですってば。
だってフロアが違うし、かかわりのない部署だし、面接の時5分ほど顔みたくらいで、口きいたこともありませんって(笑)でも、おばさまの脳内では、そういうことになっているらしくて、あちこちの部署に行って、私の事をそういうふうに言いふらしているんだよ!と、今日同僚がえらい勢いで怒りながら教えてくれた。
「気付いてたでしょ?なんて言われてるか・・・」
(私は気付いてなかったし、気付いてもどうにもしようがないと思う・・)
「柚葉何にも言わないからババアだって付け上がるんじゃん!これって、明らかにセクハラだよ?」
(なんかこういう人って、男女かかわらずどこでもいるし、慣れてるし・・・)
そういえば、先日、私のいる部署のブースに同僚がきてて、雑談してたとき、
「Sさん、それっていくらなんでもあまりにも失礼な言い方じゃないですか!」
と、同僚が顔色を変えておばさま上司に怒鳴ったことがあった。
私は、そのおばさま上司が言ったことよりも、同僚がなぜ怒ったのか?がわからず、困った。
「あなたみたいな女は、パトロン探しに派遣で大企業を渡り歩くのよね~?で、良い男(ひと)は見つかったの?流し目ひとつ(このあたりが昭和を感じさせるなぁ(笑))で男なんてイチコロでしょ?」
と、そのおばさま上司が言ったからだった。
私が、派遣で転々としているのは、ただ単に、正社員として雇ってもらえるだけの能力もないからだと思うのだが・・・・目的があるとすれば、「その日一日をなんとか生きること」だけなので、そこまで考えてない。
きょとんとしている私に、怒っておばさま上司に反論していた同僚は、
「こいつは顔で笑って心で泣いて、ガマンしているんじゃなくて、自分が侮辱されている、ということが本当にわからないんだ。だから何に対して腹を立てているのかが理解できないんだ・・・。」
ということを悟らせたようだ。それも腹立たしい、というようなことを言われた。
私のために一生懸命になってくれる同僚の気持ちは、ありがたく受け止めなければいけないのだろうけど、もっともっと、いろんなことを言われて、それを日常として生きてきた私には、それほど激昂することとは思えない。
かたわ
とか、
せいしんしょうがいしゃ
とか、
パンパン
とか、
平成生まれの人にはなんのことやらわかんないだろうな~と思われることを言われながら、つい数年前まで日常生活を送っていたので、すみません、と言おうと思ったが、
「興味本位の人間に楽しい釣りエサを与えるな!自分のことは極力話すな!」
そういわれていることを思い出し、引きつった笑いで適当に流してきた。
普通の人間らしく、こういった言葉を聞かされて、激昂する日がくるんだろうか?と思った。
そうなるためには、絶対的に欠けている「自尊心」とやらを育てなければいけない。
カタギの世界での経験もスキルも足りない。
脳みそだけじゃないんだ、私に足りないのは。