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粉々に壊れたココロを拾い集める女たちの本音blog
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柚葉&焔
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社会人で女
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妄想
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濃い人生だねと言われること多し。実は、平凡・平和をこよなく愛する、怯えた子どもであることに気付き、血を吐きながら生きるふたり。
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人間関係の築き方。

最近思ったのだけれど、子どものと大人のそれとは違うのよ。
(おそっ!)

それでもって、あたしは人間関係を築くことを覚えずにかっ飛ばして表面だけ撫でてきたので、今さら覚えるとしたら、子どもの人間関係からなのよ。
仲良しさんになりたい人に近づいたり、意地悪しちゃったり、からんじゃったり、いじけたり。
うがーっと思うほどばっかみたいだけど、そういう順序を経てしか、無理なもんは無理なのよ。

私はとにかく、私を悪戯に刺激したり、侵入してこない人と仲良くしたい。
「あんしーん♪」ってことを日常の人間関係で感じてみたい。

だからそれには周りの人の理解とお手伝いがいるのですよ。
あたしの見かけはすっかり大人なんで。
しかも小憎たらしい部類に属する大人なんで。

うーん。
いろいろ複雑な思いが交錯するけれど、子どものキモチで、人間関係を学ばせていただきます。

※明るく書くときほど、内心は参っている。

-焔-
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私は自分と同じような傷を持つ人たちと深い話をするのが好きだ。
言語化できないカオスそのものの世界観に自分から浸かりに行く。そこから新たな自己を本人が生み出す様に遭遇したときは、あまりの感動に、知らず頭を垂れ続けてしまう。 

不安定な人に近付けば、時に滅多刺しにされるくらいの精神的苦痛を負う。もともと似たような道を辿っている自分なら、しょっちゅう精神的に引きずられるし、境界線を見失いがちだ。しかしそこで踏み止どまり自己を保つことで、私は相手と自分双方を映す鏡になれる。
たがいを高めあえる可能性が発生する。 


だから、血だらけになるくらい、どうということはない。 

大人になってしまってから、いまさら、足りない、もしくは間違っているものを学びあえる奇跡は、何物にもかえがたいよろこびだ。 

私の抱える消えない傷を見ることができない人が多数派であって欲しいと願う気持ちは変わらない。
 でも正直なところ、そんな多数派の人たちと付き合うのはだいぶしんどい。彼らと交流すれば、自分の傷がいやが上にも浮き出てジクジクと疼く。
私のこの状態をわかって欲しいとはいえない。ただの甘えを他人が受けいれる義理はない。そのくせ受け入れられたいと、押し付けがましくも叫ぶ自我がある。
 彼らと付き合うことで、双方に何らかのメリットがあるかは不明である。むしろ現時点ではリスクばかりが露呈している。ただ傷つけ合うだけなら不毛だし、私は自分のしていることをただの八つ当たりに思うし、果てには自分の傷も命も許せなくなってくる。自分を滅ぼしたくなる。

 生きるだけで精一杯。それこそが生々しい私のリアル。

すべての優先順位は、まず、そこだ。 

私はさほど強くはない。力を買い被られての善意の助言には、どうして良いかわからなくなる。

 対等な友人?癒し?
(なぜかマイノリティー同士のは傷の舐め合いに見えるみたいだ) 

あたしに必要なのは、
その前に、今日も死なずに生き抜くことだ。
私は、脳みそが足りないせいもあるけど、人の気持ちを慮ることができない。

なので、子ども達にも恐ろしく機械的に接する。

それでも最近は、マシになったほうだ。(と思う・・・)

おむつを換える、母乳を与える、必要な生活環境を提供するために働く・・・
これらのことは、まったく苦痛ではなく、無意識でもこなせる。

「とりあえず生きて生まれたものは、生かしておかなければ」

というだけの気持ちだった。

ただ、おむつもきれいにしてあって、胃袋も満たされていて、体中調べてもなにひとつ異常がないのに泣き止まない・・人間の赤ん坊なら当然のことに、非常に戸惑った。
逃げたくなるような気持ちにいつもなった。

深夜、田舎道を車でかっ飛ばし、隣の県の小児夜間救急へ駆け込んだことが数回あった。
そこで、小児科医に驚くようなことを言われ、なおさら戸惑った。

「言葉で表現できない赤ん坊はね、眠いのも、おなかが張って気分が悪いのも、甘えたいのも、泣くことでしか表現できないのよ。もちろんただなんとなく泣きたいだけ、ってときもあると思うよ?そうやって生まれてはじめてありのままの自分を受け入れてくれる存在が母親だって認識して成長していくのよ」

私は、人間でも動物でも植物でも同じように、生命を維持するための肉体的要求さえ満たせばそれでいい、成長になんの支障もないと思っていた。
まさか、言葉もしゃべれない、歩くこともできない小さな生き物に、試されるとは思わず驚いた。

初めての子どもを出産してから、私は、定期的に食べ物を食べられなくなったり、解離したりする回数が増え、よく栄養失調で倒れた。子どもは、アレルギーを持っていて、眠るヒマもないくらいに発作を起こした。
子どものための食事つくり、せんたくとそうじ、医療費を稼ぎ、病院を駆けずり回るだけで一日が終わった。

ふたりめの子どもが生まれてからは、アレルギー発作のダブルパンチになった。
ひとりが入院している間、もうひとりは保育所でケガをして病院へ担ぎ込まれる、退院したと思ったら、次は自分が倒れる、そんなふうにして10数年が過ぎた。

私は、子ども達に笑いかけることもしなかった。

きちんと薬を飲ませること
どんなに嫌がっても、身体に良い食事をさせること
常に家中をピカピカに磨き上げること
そのためにかかる経費は、死に物狂いで稼ぐこと

それだけしか考えていなかった。

見知らぬ親子が、笑いながら食事をしている、遊ぶ、じゃれる、そんな風景さえも眼に入ることはなかった。
月が出ていても、そのことにさえ気付かずに、いつも俯いていた。
雨が降れば気圧の変化に反応して発作を起こす子どもたちに、冷たい光を放つ眼を向けた。
寒ければ、皮膚のかゆみに耐えられず泣き喚く子どもを、一晩中車に乗せて走った。
自分のために、時間を使うことなど、許されるはずもない、と思っていた。


なにもかも、無駄だったとはいえないけれど、本当に必要なことはなにひとつしていなかった。


発作を起こしても、眠れなくても、子ども達に必要なのは、ただひとつだけ。

「大丈夫、ママはここにいるよ」

そういって抱きしめることだけだったんだ・・・

ただそれだけのことに気付くのに、10数年が経っていた。


投稿者:柚葉








私の生き方は、「痛い」といわれる。
「なにをそんなに生き急ぐのか」といわれる。

私には、許された時間はないのだ。常にカウントダウン。
体を壊している暇はない。傷ついている暇はない。
今の状態こそが天からの恵み、僥倖なのよ。
自分のしたいことを一刻も早く形にしなければならない。
その後フルタイムの派遣労働に戻っても、自分のしたい活動だけは続けられるよう算段を打たなければならない。

本当は、職場で働く人たちと仲間になりたいと思った。一緒にやれたら…なんて夢ももった。
一生懸命自分なりに今までの経緯の説明や、文章を見せてきた。
しかし、それは迷惑だったようだ。「暴露好きな人」「自己と他者の境界の持てない、何でも自分語りに持ってゆく人」と思われている。裏付けるデータがあっても、私はそんな話はしたくない。
私の友人が地獄を生き抜いた事柄・対処術や苦しみは、データなんかにしたくない。
けれど、私なりの頑張り(これ自体が間違っている恐れは十分ある)ではどうしてもわかりあえなかった。さみしい思いを抱えてきたことも事実だ。
でも、仕方ないのだ。

私は自分の本意ではないが、凄惨な虐待を受けてきてしまった。
おかげさまでいろんな機能が壊れているか、育っていない。
私は通常の人の精神状態に多大な影響を与えるようだ。要はショック状態にするほど過激な発言をさらっと言うのだろう。
本人にとってはこれは通常会話と信じ込んでいるので気づいていない。
人間公害のようだ。
ひどすぎる虐待を受けた人間は、通常の人間の見たくないリアルそのものだから、口を閉ざすか、消えたほうがいいのだろうかと思う。
生き残った意味を考えようとしても空しく涙が出る日もある。
でも、私にはミッションがある。通常を学ぼうと決めた。へこむ暇なんてない。


それでも弱い私は、
「たった一度の虐待だったら…」
とか
「まだ虐待されて泣けるうちに助けられていたら…」
と思ったことは正直ある。
でも、過ぎたことに「もしも」を想定したってまったく意味がない。


私の望みは、職場のものとは違う。
私は出向いてきた人に入居、生活、交流事業と称して援助するのは職場にお任せする。私の職場は全く素晴らしい職場だ。誇りを持ってそう言える。
私は理想を語れない。なぜならリアルのみに生きてきて、今後も逃げずにリアルに生きるからだ。私は人の前に「支援者」として極力現れたくはない。一人の人生を生きた女として、相対したいと思う。(スタッフとして働いているときは検閲が入って無理だけど) 世の中で知りたくないことは、とても多いだろう。知ってしまえば打ちのめされそうな現実もある。でも私は、両目をむしろ見開いて、むごたらしく、狂った現実を見る。
そしてその原因を考えていきたい。


そんな私は職場での支援に疑問を感じてしまうのだ。
「一番困っているのは、こない人じゃないの?声も出せない人じゃないの?」と。
わたしは虐待家庭→DV→シェルター→アパートと自由への階段を上ってきた。
しかしね、本当に苦しいのは、生き方を変えねばならないときなんだ。
社会資源につながるのは大事。屋根のある生活は本当に大事。
でも、自分につながっていない人は、ホームレスもアパートもさほど違いはないんだろうと思う。
彼らは「浮草」なんだ。根付く土がない。
自分を信じていない。自分を大事だと気づける経験を持っていない。


私はそんな人たちの地獄にできる限り添いたい。
死ぬ前に、走馬灯を一回転くらい回したっていいじゃんか。
年齢なんて関係ない。
今までの生き方を変えるその時こそ、だれか継続的にそばにいなくっちゃ、さびしくて正常な判断が下せなくなっちゃうと思う。
元の地獄に戻る人を、アフターフォローをせずにいた私は、決して責められないと思う。

やることに意味はないかもしれない。迷惑がられることも多いだろう。
でも私は「やる」。
いつだって、命懸け。子どもを育てる覚悟と同じ、生涯をかける。
ね、柚葉。いつかあんたと。

-焔-
今日、どうしても会いたいんだ・・・と、ある人からメールが来た。

酒の好みが合う、わりと楽しい人。
この人は、力づくでセックスをしようとしないので、嫌いではない。
メールが届いたとき、勤務時間内だったし、少し忙しかったので忘れていた。

すっかり陽が長くなった夕方帰ろうとしたら、電話がかかってきた。

「もしもし?もう家に帰ったの?」

「ううん、これから帰るとこ」

「今日、昼休みにメール送ったけど見てくれた?」

「あ・・・・うん・・・」

このひとは、メールの返信を忘れたくらいで声を荒げたり、怒りの感情を持つ人ではないのだけど、なんだかすごく申し訳ないような気持ちになった。

「近くでいいからさ、少しだけ会えない?」

「夕べあんま寝られなくて・・ちょと二日酔いなんだけど・・」

「少しでいいんだよ、もう何週間も顔見てないし、今日は僕のお願いを聞いてほしい」

「えーと・・ごはんのしたくとかあるし、遅い時間になるけどいい?」

「いいよ、俺も一度家帰ってフロでも入ってメシ食ってくるし」

「じゃあ出られそうになったらメールするね」



帰宅してみたら、宅配便の不在票があった。
一ヶ月くらい前にネットで注文し、在庫切れだったDVDが入荷して届いていたようだ。
すぐにフリーダイヤルにかけると、担当者がまだ近くにいたようで、間もなく再配達された。


包装をぺりぺりと剥がし、食事のしたくも忘れてDVDに見入る。
外はすっかり暗くなり、気がつくと数時間経過していたので慌てて食事の支度をする。



「そろそろ向かおうかな?大丈夫?」

メールが届き、5秒くらい考えてからはっとした。
目の前からいなくなった人間のことや、その人間との約束を、一瞬で忘れてしまう鳥頭である。



「今日は見たいテレビがあるので(正しくはDVDだけど)やっぱり出かけるのやめます」

「・・・なんかちょっと傷ついた・・・。いつまで経っても僕は優先順位が下位なんだね・・」



私にはよく意味がわからなかったけど、とりあえず「ごめん」と謝った。


「とりあえず謝るのはやめて欲しい」と言われたが、私は「ごめん」としか言えなかった。





あのね、あんたはいいやつだけど・・・・・・・・・・・・


あんたが言ってたように、私の面倒みるのは100万年早いと思うよ。


これは、心底親切で言ってるの、拒否してる訳ではないので誤解しないでね。




この重さを抱えきれる男は、そうそういないのよ、悲しいけどそれが現実。



(こんなにも傷の深いどうしようもないやつのことをわかってあげられるのは、俺しかいないんだ!って勘違いして擦り寄ってくる人は多いけど、それはおおいなる勘違いでしかない、ってことに気付いて、音もなく、そっと去っていくのね。それでいいのよ。何もなかった私には、それが心地よいの。)





いいのよ、悪気がないのはわかってるから、お疲れ様。
G君に声をかけられ、一緒に酒を呑んだり、食事をしたりするようになって半年くらい経った。

2人で会うようになってしばらくして聞かれた。

『今・・・付き合ってる人というか、彼氏いるの・・・?』

『いないよ』

と正直に答えた。

一緒に酒を呑む人は数人いて、そのときの気分や状況によって、どの人とどこへ行くか決める。
それって人間普通のことだと思ってた。
ただ、酒を呑むだけでなく、体の関係がある人もその中にいる。
そのことを隠していたつもりはない。
聞かれなかったから答えなかっただけだ。

例えば、G君が、

『今、肉体関係のある人はいるの?』

と聞いてきたら、バカ正直に『いる』と答えたと思う。ほんとバカだから。

つい先日、ささいなことで私がG君以外の男性と関係があることをG君が知った。
G君は、『俺の質問にうそをついた』と言って、私を責めた。

『彼氏(恋人)いないって言ったじゃん!俺は遊び相手なのか!』と。

私は、G君にもその他の男にも、『僕の恋人になって欲しい』とか『交際して欲しい』などとは言われてない。
ただ、『好きだから抱きたい』と言われ求められ、特別嫌な感情を持たなかったから、それに応えただけだ。


うそはついてないのに、なんで怒鳴られ詰問されなきゃいけないのか理解できなかった。

『恋人ってお互いが特別な感情を持っている人のことでしょう?肉体関係がある人にそういう感情を持てるかどうかはまた別問題なんだよ。そういう感情を持てるかどうかわからないから関係を持ってみるんじゃない?』


G君は怒るより呆れ果てたといった風で、気の毒そうに私を見つめていった。

成人したいい年の女性が、男性と深い関係を持つということは、恋愛感情(特定の人に対する特別な感情)が先ずありき、で、求められるままにみんな受け入れるということは、相手に対しても自分自身に対しても、非常に不誠実なことなんだよ、と子どもに言って聞かせるように話してくれた。

私は、『うそをついた』という感覚はないのだけど、仲良しになった人が悲しむのならそういうことはやめたほうがいいのかな、と思うようになった。
でも、G君だって長年付き合ってる恋人がいて、なんとなく飽きてきたから新しい女に目移りしているというだけのことなんだから、お互い様なんじゃないだろうかと思う。
私はそのことでG君を責めた事もないし、G君は、そういう人がいるんだな、と気付いてからは自分から誘っていない、なので、G君にとって好きなときにセックスできるだけの都合の良い遊び相手だったのは私のほうなのに・・・変なの・・と思った。


『俺は世間体大事だし、自分が可愛いからしないけど、よく今まで刺されなかったね?』
と、G君は苦笑しながら言った。

刺された事もあるし、監禁されて山の中で殺されそうになった事もあるし、ボコボコに殴られたことも数え切れないくらいあるけど、そんなこと話してもしょうがないしめんどくさいので笑って誤魔化した。


私の『うそは言ってない』という理屈はG君には通じなかったということを学習した。
これは、他の男性にも通じない理屈なんだろうか?
今日は楽しく笑える話を書いてみようと思います♪

以前付き合ってた年下のA君(仮名)。

彼は、若くして結婚した妻子ある男性だった。

友達期間が長かったので、知り合ってからは8年くらいになる。
セックスしてた(付き合ってた?)期間は10ヶ月くらい。
あることをきっかけに、その後、友達としても付き合えなくなってしまった。

ある日私とセックスし終わったあと唐突に言い出した。

「ね、柚葉って子どもいる女って感じがしないね。雰囲気とか身体とかも・・・」

「はぁ~?なにいきなり」

「いや、ウチのヨメがさ、年下なのに随分おばはんくさいっていうかおっかさん!って感じでさ、雰囲気も体つきもすべてがもうね、なんか、女じゃないんだよね・・。なんでいつまでもそんなふうでいられるの?」

「・・産後体型が変わるのは女として普通だし、母親なんだからおっかさんで当然じゃないの?あたしだって子どもの前ではただのふつーのおっかさんだよ

「いや俺、ふたり目んとき立会いしたのね。ひとり目んときあいつ里帰りしてて実家の近くで産んだからさ、仕事終わって駆けつけたときもう産まれちゃってて、そのことずーーっと責められたから。一生言われ続けるの嫌だから、もうふたり目は覚悟決めて立会いしたんだよ」

「へー偉いじゃん?いいことだと思うよ。女がひとりで勝手に妊娠したわけじゃないからねぇ」

「これで役目果たしたし、育児もそれなりにするし、もうねちねち責められないだろうと思ってたのにさぁ・・・。立会いしたら女として見れなくなっちゃってさぁだめになっちゃったんだよ・・。俺・・・・」

「だめになったって何が?」

「いやだから、ヨメ相手に出来なくなっちゃったの。ってか勃たなくなっちゃったんだよ~(泣き顔)」

「はぁ・・・・でも今ギンギンに勃ってたじゃん?今は大丈夫なんでしょ?」

「え?勃つわけないじゃん!だってだって、まんこびろーーんてノビて鬼みたいな顔していきんで、血出るし、まんこ裂けちゃったし、うんこもおしっこも出ちゃって・・・。すごいなーとは思うけど、子どもの母親としては尊敬するけど、もう女としてなんか見られなくなっちゃうよ、当然でしょ?」

「・・・・そりゃ出産て痛いもんだし、ある意味命がけだし、なりふりかまってらんないのが普通だよ?」

「それだけじゃなくてね、子どもにおっぱいあげると乳首もびろーんて伸びておっきくなるんだよー!見たことないだろ?あのグロさを・・・。人間とは思えないよー!乳首舐めるのも吐き気すんのに、勃つわけないじゃん!それを責められたって俺のせいじゃないよね?どう思う?」




「どう思うってあんた・・・私だって子どもふたり産んでんだよ。しっこもうんこも出たさ、あんたのヨメと同じく鬼みたいな顔していきんで、まんこもびりびりに裂けたよ、縫ったよ。大出血してスプラッタだったよ。ふたりの子ども母乳で育てたから乳首だって伸びておっきくなったよ。そんなん普通だし」


「・・・・・そ・・そうなの・・・・?」


「いきみ過ぎて産後痔になったし、あんたがかわいいかわいいってさっきまでちんちん勃てて舐めまくってたまんこびりびり裂いて子ども産んだよ。あんただってさぁ母親のうんこやしっこにまみれて、母親のまんこびりびり破って産まれてきたんだよ?子ども産まれるってさ、きれいごとじゃねぇんだよ。いい年してふたりも子ども作った男がさぁ、女のまんこにどんだけファンタジー持ってんの?ハッキリ言ってイタイよ、それ」


「そんなんじゃないけど・・・。でも、柚葉は、あそこの感度も良くて濡れるし、年上なのにおっぱいも可愛くて、とても同じ子ども産んだ女とは思えないね・・って言いたかったんだよ・・」


「あんたさぁ、自分のヨメ以外の女だと勃つんでしょ?自分のヨメ以外の女はうんこも屁もしないとか思ってんじゃないよね、まさかとは思うけど。それって女は人間じゃないって言ってんのと同じだからね」


「そんな・・・・身もフタもないような、夢壊すようなこと吐き捨てるように言わなくてもいいじゃん。少なくとも柚葉は俺と一緒にいるときクソしたり屁こいたりしないじゃん。女ってそれが普通でしょ


「私はトイレが変わるとうんこ出ないだけ。家だったら誰がいようといまいと好きなときに好きなだけうんこも屁もするさ。自然現象ガマンしてまで男と一緒にいたいと思わないから」


「やめろよ~そのうんことかまんことか・・・下品な言葉・・・・ぶつぶつ・・・」


「あら~ボクちゃんのファンタジー壊しちゃって悪かったわね?悪いけど私こういう女なんで。女に対してどんな幻想持っててもいいけど、それを私に押し付けるのはやめてね、そういうの一番醒めるから」


「・・・・・・・・なんでそんなふうに言われなきゃいけないんだ?俺はいつも柚葉が誘ってきたときは、プライベートの趣味の時間削ってでも会う時間作ってるのに・・・」


「あ?それに感謝しないといけないわけ?そりゃどーも。でも家族といる時間や趣味の時間まで犠牲にして会ってくれなんて一度も言った事ないと思うけど?」


「わーかったよ!俺がヨメの話したから怒ったんだろ?ごめんごめん!もう言わないからさぁそんな冷たい顔しないで機嫌直してよ~!ね・・」


こいつは・・・全然わかってねーなと思った。
長年言いたいことを言い合う友達(知り合い)だったから、お互いのことはよく知っているつもりでいた、というのが盲点だったようだ。私も彼も、人の話なんて聞いちゃいねぇ人間という意味では同類だったが・・・。
この日を境に彼という人間に対する興味も全くなくなってしまったのは言うまでも無い。


結局このA君とは、これっきりになった。
しばらく遠まわしな意味不明な電話やメールが続いたが、放置したら数ヶ月で止んだ。
私は節操のない尻軽女だが、異性にもてない既婚男性と関係を持つのはやめようと思った。

男だからグチを言ってはいけないということが言いたかったのではなく、仮にも浮気相手の私に自分の妻のことをグチグチ晒すなんて、面白くもなんともないからやめようよ、といいたかったのだが、彼は私が嫉妬深いのを隠していたので怖くなった、みたいなことを後で言ってたと聞いた。
もう興味のなくなった男にどう思われたっていいけど、なんで自分の魅力だけで勝負しないんだろうか?と思うと残念だ。

配偶者や恋人以外の異性に興味を持ってしまうことはままあるだろう。
興味を持ったら、自分に興味を持ってもらうことが大切だ。その後、自分に興味を持ち続けてもらうための努力はしなくてはいけないだろう。その際、配偶者や恋人を引き合いに出すのではなく、自分にしかない長所で勝負すんのが私の考える普通だ。
引き合いに出した相手と比べて『君のほうが素晴らしい』なんて褒め方されて喜ぶ女がいるだろうか?
いるかもしれないけど、私はそういうセコイのは好きじゃない。

それにしても、いい年して女に対して妙なファンタジー持ってる男って多いなぁ・・・。
だいたい人間の性器なんてグロテスクなもんだし、ふだん隠されてるモノだから興奮するだけのもの。
元々は、繁殖の為にだけ必要な機能が備わっていればそれでヨシとされてきた部分だ。
それを、締りが悪いだの小さいだの濡れないだの早漏だの繁殖に不要なことを求めてグダグダ言うから男女の関係もややこしくめんどくさいものになるのだ。


どんなかわいいきれいな女だって、女優だってアイドルだって、子ども産むときは鬼みたいな顔して、まんこビリビリ裂けちゃうんだよ~ってどうして性教育で教えないのか不思議でしょうがない。
出産の現実、産前産後の身体の変化もきちんと教えて、その上で結婚なり子作りなりしないと、結婚して子ども作って、相手をいたわれ!と言われたっていたわり方がわからない。男女の肉体の差、求めるもののすれ違いが起こす悲劇、その乗り越え方、ホルモンが起こす不思議な作用、そういうもんも含めての性教育ではないかと思ってしまう。
コミュニケーションの手段としてセックスがある、と考えられないと、男も女も変なファンタジー持っちゃうんだよなぁ。いい年して妙なファンタジー持ってんのも恥ずかしい!って気付くこともできない人間の多い事。





どんなに偉そうにして人を見下してる人間だって、みんな同じように女のびりびりに裂けたまんこから産まれてきたんですよ~!わかってますかぁ~?





本当に性教育が必要な世代は、今子育てをしている世代だろう。
根底から叩きなおさないと、性犯罪も、セックスレスも減らないよな、納得。




笑っていただけましたでしょうか?
え・・・?笑えない?
そりゃ失礼しました~(笑)

「もう付き合いきれないよ」

あら・・・怒ってる。彼が怒るのは珍しい。

「俺はおもちゃなの?都合の良いだけの遊び相手なの?」

「そんなふうには思ってないよ」

と、釈明したが、彼はもう聞き入れてくれなかった。

彼と知り合って、10ヶ月。
10歳も年下の男性とは友達としても付き合えないだろうな、と思っていたが、彼は年寄り臭い事を言って笑わせてくれたり、なごませてくれたり、違和感なく行動を共にすることができる貴重な友人だった。

一度だけ彼の部屋でセックスをした(らしい。泥酔してて記憶が無い)
知り合ったときから酔っ払いだったけど、彼はほとんど飲めないし、なるべく彼といるときは、酒抜きで楽しめるよう工夫した。美味しいものを探したり、映画を見たり。

ただ、長年私が患ってるパニックディスオーダーのせいで、ドライブはダメ、人ごみもダメなどと制約が多かったので、彼には負担をかけてしまっていたのだなぁと今さらながら反省した。

この10ヶ月の間で、私は二日酔いで何度も彼との約束をすっぽかした。
約束自体を忘れている事さえあった・・。
手帳に予定を書き込んでも、手帳を忘れる、失くす。手帳を確認する習慣も無いし、何よりも私は

目の前からいなくなった人間の事は一瞬で忘れてしまう・・という困った癖がある。


約束を破った後、彼から連絡があってからはじめて謝って、ということを何回か繰り返し、そして彼と約束がある前日は酒を呑まないという約束をしたが、守れなかった。

「俺との約束より酒が大事なら、酒と結婚すればいい。俺のことはもう構わないでくれ!あんたの都合で振り回されてイライラするのはもう嫌だ!」

何も言い返せない。
約束をしても守らない私が悪いのだから。


「もう連絡しないから、今まで嫌な思いさせてごめんね」


「何であんたのほうから俺を求めないんだ!俺が求めれば応えるだけで、何で自分から俺を求めてこないんだよ!?俺は何なんだ!」


びっっくり・・・
大声を出した事などない彼が・・・・
そんなこと思ってたんだ・・・・?

確かに私は求められればほとんどの要求に応えられる(と思う)が、自分から誰かを求めた経験が無い。
私にとって人との関係は、「今・目の前にいるこの瞬間だけ」しかない。

人を好きになれば、その人を「求める」ようになれるのだろうか?
なってみたい、今度こそそうなれるかもしれない、と思いながら色んな人と付き合ってみるのだけど、どうにも同じところで躓いてしまう。



私は、追うな!と言われたら一切後追いはしない。
他人に執着する気持ちを学習したことがないので、肉体関係のある人も無い人も、付き合いの長さや性別も関係なく、私にとって他者との関係というのは、

「自分と、自分以外の人間」

というふたつのカテゴリしかない。


私 は、 人 形
セ ッ ク ス の 奴 隷
人形は感情など持つことは許されなかった

私には、何人もの飼い主がいて、飼い主ごとの要求に応えなくてはならないという使命があった。
昔から人形は「ヒトガタ」と言われ、魂が宿ったりするなどといわれたりしたが、私は、命さえも吹き込んでもらえない、ただただいいなりになるだけのハリボテの人形だった。

今は、喋る、笑う、たまには怒ったりする、人間だけど、まだ『泣く』ことだけができないでいる。長い長い間感情を持つことも、感情を持ったとしてもそれを自覚する事さえもできずに生きてきた人間は、対人関係で大きく躓く。

彼には自分の生い立ちなどは一切話していないし話すつもりもない。
重い暗い話をして、ドン引きされるくらいなら、楽しく長く遊べるほうがいい。


肉体関係を持った相手=特別な異性関係(恋人など?)という観念がないのも彼を苛立たせる原因だった。

一方的に弄ばれ、突然放置されることには慣れていても、自分以外の人間に対して特別な感情を抱く、執着を感じるなどということは、まだまだ訓練が必要なようだ。

少し前まで長く「私の専属の飼い主」だった男がよく言っていた。

「お前は人を怒らせる(苛立たせる)天才だ」と。

まぁまぁ褒めていただいて恐れ入ります。違うか・・・



『人を人として認識する』にはどういう感情を持てばよいのか?
そのあたりから訓練を始めなくてはいけない。
試行錯誤の日々です。


ある日、ある人とのメールのやりとり。

 

 

Rさん:今何してるの?顔見たいな~(絵文字)

 

私:酒呑んでる

 

Rさん:えっそうなんだ?じゃあ迎えに行こうか?

 

私:仕事帰りだから車で来てるし、お迎えはいいです

 

Rさん:わかった。気をつけてちゃんと代行で帰るんだよ(絵文字)

 

それから数時間呑んでいるとまたRさんからメールが・・・

 

Rさん:まだ呑んでるの?どこで呑んでるの?

 

私:K町

 

Rさん:じゃあタクシーで迎えに行くよ!

 

私:大丈夫ですからいいです

 

数十分後・・・・

 

Rさん:今、コインパーキングで君の車見つけたよ!車の横で待ってるね(はぁと)

 

え・・・・・?????

 

この人は、真冬の深夜飲み屋街のパーキングをひとつひとつ探して回ったんだろうか?

そう考えたらなんだかわからないけど、気持ち悪くなったので返事をせず、その後一時間強過ぎてから呑み会はお開きになり、車へ行くと・・・・・

 

ほんとうにRさんはタバコを吸いながら私の車の横に立っていた・・。

 

ちなみに真冬の深夜3時である。しかも平日・・・。

もちろんRさんも翌日仕事がある。

 私はこのRさんの友人と付き合ってたことがあるが、Rさんとは一度も関係を持ってないし、メールのやり取りくらいで電話で話すこともなければ、二人で呑みに行く事もない、ただの知り合いだ

私「ほんとに来てたんだ・・・?」

R「だって・・・心配だったし・・・・それに、少しだけでも会いたかったから・・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

成人したいい年の男のすることだろうか?

ちょっと背筋が寒くなった・・・・。

 

「送っていくよ」

 

とRさんが嬉しそうに言うので、車を運転してもらって、私の住まいまで送ってもらって、駐車場にきちんと車を停めて、Rさんはタクシーで帰っていった・・・・。

当然手も握らないしキスもしない。

帰りの車中、「呑み会は楽しかった?」「呑んでるときは僕に連絡ちょうだいね!迎えに来るから」などと話した。

 

翌日、呑んでいたメンバーにそのことを話した。

男性は、

『彼氏じゃないんだろ?うっわーー!ひどい女!!鬼畜ー!』

と言った。

女性は

『断ったのに勝手にしたくてしてるんでしょ?喜んでんならお望みどおりこき使ってやれ(笑)』

と言う。

『家の前で待ち伏せされるよりはいいんじゃない?』

とも言われた。ま、確かにそうだけど・・・・。

待ち伏せはされたことがないが、突然メールが来て

「今玄関に君の好きなお酒置いておいたから呑んでね(はぁと)」

などというちょっとわけのわからないことは以前数回あった。

そういうことはしていただく理由も無いのでやめてください、と言ってそれはしなくなった。

それでも私は、一般の(多分)男性から見たら、『鬼畜』と言われるような行為や行動を時々しているのか・・、と謂れの無い罪悪感を持った・・・。何か変だよなぁ・・・?

私が好きでもない、似合いもしない、サイズも合ってない、もらっても困る高価な洋服を一方的に送りつけられた気分だ。

 

 

カタギの世界でカタギの仕事を始めてまだ数年しか経っていないので、プライベートな事はなるべく話さないよう、目立たないよう(もちろん悪い意味で)、考えうる限りの「普通」を精一杯装って孤軍奮闘している。

それでもたまに、 『濃いぃな~』 と言われてしまうことがある。

どうやら、私が過ごした子ども時代やそれ以降の生き方は、あまり一般社会では受け入れ難い事を多く含んでいるらしい、ということも薄々わかってきたので、興味本位であれこれ噂のタネにされないよう『自分のことは話さないほうが良い』と、教わった。そしてその通りにして、なんとかカタギの世界に溶け込む努力をしている。

幸い私は、かなり遠くから誰も自分を知る人のいないこの地方都市に引っ越してきた。

体ひとつで。

私の子ども時代や以前の事を知る人がいない、友達も知り合いも誰もいない生活というのは、不安感よりもお気楽な気持ちのほうが大きく、わりとノビノビと生活できるようになった。と思う。

「どうしてこんな遠くへ引っ越してきたの?」

という質問には、最初はなんと答えてよいのか解らなかったが、ある支援団体の方に教えてもらった。

「いや~好きな人がこっちに転勤になって追っかけてきたけど振られちゃったんスよ~(笑)」

ガハハ、と笑って、「いい人いたら紹介してくださいね~」とか適当にいっときゃいいよ、とのこと。

なるほど。こう答えておけば、「かわいそう・・・」と一瞬は同情の目で見られるけど、それ以上深くは突っ込んで事情を聞かれる事もほとんどない。なので、仕事の面接の時などもずっとそう答えることにしている。

普通より頭が足りなさそうに見られるよう振舞っておけば安心して深くは突っ込んでこない。

ありがたいありがたい。(ま、頭が足りないのはほんとだから苦労はさほどない(笑))

 

人との距離感、などで躓く事は多いが、カタギの世界は新鮮で中々私には波乱万丈だ。

 

 

 

 

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