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粉々に壊れたココロを拾い集める女たちの本音blog
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柚葉&焔
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濃い人生だねと言われること多し。実は、平凡・平和をこよなく愛する、怯えた子どもであることに気付き、血を吐きながら生きるふたり。
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児童虐待や児童性犯罪に関する本をよく読む。

最近、目に付いて古本屋で購入した虐待関連の一応ノンフィクションのものを、漫画化したものを4作ほど読んでみた。

そのうち、2作は、まったくリアリティのないものだった。

だって、虐待されている子どもが、声を上げて泣いてるんだもん。

殴られて泣くのはせいぜい2、3歳くらいまで。
それか、殴り方が生ぬるいか、だわね、。
平手打ちで顔や頭を殴られるくらいなら、怖いのとびっくりしたのとで、泣くかもしれない。

それ以前から虐待環境にあった子どもなら、物心ついたころには、すっかり諦めることを覚えてしまっていて泣き声なんてあげない。

それに、顔でなく、胴回り(とくに鳩尾近辺や背中)を大人の拳や足で殴られたり蹴られたりしたときって、うめき声すら上げられないもの。声を出して泣くなんて無理だよ。
人間を殴るヤツって、人を殴っているときすごいエクスタシーを感じてるからね、泣き声ってそれに拍車をかけるだけなのよね、ってことを、殴られて育った人間は知っているから。

世間はまだ、殴られている子どもは泣き叫んでいる、
性犯罪に遭っている子どもは、毎度毎度泣いて抵抗している、とでも思ってるのかしら?

無表情
無感情
ときに挙動不審

これが、毎日殴られたりレイプされながらなどの日常を送る子どもの正しい姿。

泣くだけ体力の無駄

泣いても助けてくれる人間なんて現れない

泣いても子ども自身の力では逃げることはできない

そんなこと、虐待を受けて育った人間なら、日常のこととして認識してしまっているから。
何時なんのきっかけで始まるかわからない恐怖、って、それこそ声を上げることもできないものだし、声の出し方もすっかり忘れてしまっているのよ。

取材して、脚本があって、漫画化されたって描かれてたけど、現実を知らなさ過ぎる。
絵もあんまり丁寧じゃなかったし、ぬるい漫画だなぁ~って冷めたわ。


投稿者:柚葉
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