粉々に壊れたココロを拾い集める女たちの本音blog
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柚葉&焔
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社会人で女
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濃い人生だねと言われること多し。実は、平凡・平和をこよなく愛する、怯えた子どもであることに気付き、血を吐きながら生きるふたり。
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あのときの私は、なんというイキモノだっただろう?
あのときの気持ちを思い出そうとすると、内臓をえぐられるような感覚だ。
昭和の後半、私は小学生だった。
たしか、小学4年生だったと思う。
同じ町内に、父親は固い公務員、祖父は地元の弁護士という高校生の男がいた。
私はなぜか、小さい頃からその男によく可愛がられていたらしい。
だけど、私は、この男があまり好きではなかった。
この男は、私を小学校近くの寺の薄暗い墓地や、小さな神社の境内などに連れ込み、マスターベーションを強要するのだ。そして、私の姿を見て自分もマスターベーションをして、たっぷりと精液を放出する。
何度かいやがるわたしの髪を掴んで、精液を口の中に放出されたことがあった。
男の精液は、生暖かく、生臭く、喉の奥に張り付いて、いつまでも不快感が残った。
なぜ、そんなことをされていたのに、ついていったのか?
いつも飢えていた私に、少しばかりの小銭や食べ物をくれるからだった。
あるとき、男の家に連れて行かれた。
男の部屋は、8畳位の広い和室で、高価そうなステレオセットがあった。
男の家のトイレは、洋式便器だった。
古い借家住まいの私は、洋式トイレを使ったことがなかったので、使い方がわからず悩んでいた。
鍵を閉めていたはずなのに、男がドアを開けて入ってきた。
「使い方がわからないの?」
薄気味悪い顔で笑いながら私に言った。
モジモジしながら、恥ずかしさでいっぱいになりながら私は小さくうなずいた。
便座の上に大きく足を開いて跨って、男に私の性器が見えるポーズで、小用を足すよう言われた。
男は、ズボンも下着も脱いで、自分の性器をしごいていた。
かなりの尿意を感じていたのに、その姿勢では放尿できなかった。
私は泣いた。
男の言うとおりにできなかったので、自分が悪いのだと思って泣いたのだ。
男は慌てて私の口を塞いだ。
「何をやってる!!」
男の祖父が立っていた。
男は、オロオロとあわてふためいて、しどろもどろに言い訳をした。
「○○くんが、おしっこしろって・・・できなくてごめんなさい~」
私は泣きながら謝った。アホだ。
男の祖父は、真っ赤な顔をして孫である男を殴った。
「ボクが悪いんじゃない!こいつが誘ってきたんだよ!僕はトイレを貸してくれって言われたからトイレの使い方を教えてあげてただけなんだ。僕は何もしていない!」
泣きながら男は祖父に言い訳した。
私も怖くなって泣いた。
泣きながら帰ると、親に問い詰められる。そのことも私は怖かった。
涙はコントロールできる、と私は思っていた。
ぴたりと泣き止む事ができた。
男の祖父は、『もう二度とウチの孫とは遊んじゃ行けない』とキツく私に言い聞かせた。
こくんとうなずくと、男の祖父は私にたくさんのお菓子を持たせてくれた。
家に帰ると、小遣いなど一銭ももらってない私が、大量のお菓子を持っていることに気付き、詰問が始まった。今日あったことは、誰にも言ってはいけないよ、と、男の祖父から言われていたが、養母の圧倒的な暴力にあっけなく負けた私は、全てを話してしまった。
養母は、真っ赤な顔をして私を殴り飛ばし、髪を掴んで引きずり回し、汚らしい汚物め!と言いながら水をためた洗濯機の中に気絶するまで顔を何度も突っ込まれた。
それから、その男の祖父と私の親との間で何が起こったのかは知らされてない。
しばらくして、私は、『虞犯少年』として、山の中の児童擁護施設に入所することになった。
当時の施設は、親の離婚や死亡、経済的な理由で入所している子どもがほとんどで、私のような『虞犯』は少なかったと思う。
地元で有名な弁護士を祖父に持ち、県立の有名進学校に通う男の言い分と、近所でも有名な異常な家庭のおかしな子どもである私の言い分と、比べれば世間は間違いなく前者の言い分を信じるのだろう。
少なくとも、私の親は、私の味方ではなかったし、そんなことはとうに知っていたので、別に驚きもしなかった。
おかしな子どもだと言われていた私は、何が間違っていて何が正しいのか、全く知らなかった。
学校でもしつこくからかわれたりすると、ひどいキレ方をして、相手が血を流すまで殴りつける攻撃的な部分も持っていたので、たびたび問題になっていたようだ。
記憶の中のちいさな私は、いつもすべてのことに絶望し、あきらめていた。
※虞犯少年※
あのときの気持ちを思い出そうとすると、内臓をえぐられるような感覚だ。
昭和の後半、私は小学生だった。
たしか、小学4年生だったと思う。
同じ町内に、父親は固い公務員、祖父は地元の弁護士という高校生の男がいた。
私はなぜか、小さい頃からその男によく可愛がられていたらしい。
だけど、私は、この男があまり好きではなかった。
この男は、私を小学校近くの寺の薄暗い墓地や、小さな神社の境内などに連れ込み、マスターベーションを強要するのだ。そして、私の姿を見て自分もマスターベーションをして、たっぷりと精液を放出する。
何度かいやがるわたしの髪を掴んで、精液を口の中に放出されたことがあった。
男の精液は、生暖かく、生臭く、喉の奥に張り付いて、いつまでも不快感が残った。
なぜ、そんなことをされていたのに、ついていったのか?
いつも飢えていた私に、少しばかりの小銭や食べ物をくれるからだった。
あるとき、男の家に連れて行かれた。
男の部屋は、8畳位の広い和室で、高価そうなステレオセットがあった。
男の家のトイレは、洋式便器だった。
古い借家住まいの私は、洋式トイレを使ったことがなかったので、使い方がわからず悩んでいた。
鍵を閉めていたはずなのに、男がドアを開けて入ってきた。
「使い方がわからないの?」
薄気味悪い顔で笑いながら私に言った。
モジモジしながら、恥ずかしさでいっぱいになりながら私は小さくうなずいた。
便座の上に大きく足を開いて跨って、男に私の性器が見えるポーズで、小用を足すよう言われた。
男は、ズボンも下着も脱いで、自分の性器をしごいていた。
かなりの尿意を感じていたのに、その姿勢では放尿できなかった。
私は泣いた。
男の言うとおりにできなかったので、自分が悪いのだと思って泣いたのだ。
男は慌てて私の口を塞いだ。
「何をやってる!!」
男の祖父が立っていた。
男は、オロオロとあわてふためいて、しどろもどろに言い訳をした。
「○○くんが、おしっこしろって・・・できなくてごめんなさい~」
私は泣きながら謝った。アホだ。
男の祖父は、真っ赤な顔をして孫である男を殴った。
「ボクが悪いんじゃない!こいつが誘ってきたんだよ!僕はトイレを貸してくれって言われたからトイレの使い方を教えてあげてただけなんだ。僕は何もしていない!」
泣きながら男は祖父に言い訳した。
私も怖くなって泣いた。
泣きながら帰ると、親に問い詰められる。そのことも私は怖かった。
涙はコントロールできる、と私は思っていた。
ぴたりと泣き止む事ができた。
男の祖父は、『もう二度とウチの孫とは遊んじゃ行けない』とキツく私に言い聞かせた。
こくんとうなずくと、男の祖父は私にたくさんのお菓子を持たせてくれた。
家に帰ると、小遣いなど一銭ももらってない私が、大量のお菓子を持っていることに気付き、詰問が始まった。今日あったことは、誰にも言ってはいけないよ、と、男の祖父から言われていたが、養母の圧倒的な暴力にあっけなく負けた私は、全てを話してしまった。
養母は、真っ赤な顔をして私を殴り飛ばし、髪を掴んで引きずり回し、汚らしい汚物め!と言いながら水をためた洗濯機の中に気絶するまで顔を何度も突っ込まれた。
それから、その男の祖父と私の親との間で何が起こったのかは知らされてない。
しばらくして、私は、『虞犯少年』として、山の中の児童擁護施設に入所することになった。
当時の施設は、親の離婚や死亡、経済的な理由で入所している子どもがほとんどで、私のような『虞犯』は少なかったと思う。
地元で有名な弁護士を祖父に持ち、県立の有名進学校に通う男の言い分と、近所でも有名な異常な家庭のおかしな子どもである私の言い分と、比べれば世間は間違いなく前者の言い分を信じるのだろう。
少なくとも、私の親は、私の味方ではなかったし、そんなことはとうに知っていたので、別に驚きもしなかった。
おかしな子どもだと言われていた私は、何が間違っていて何が正しいのか、全く知らなかった。
学校でもしつこくからかわれたりすると、ひどいキレ方をして、相手が血を流すまで殴りつける攻撃的な部分も持っていたので、たびたび問題になっていたようだ。
記憶の中のちいさな私は、いつもすべてのことに絶望し、あきらめていた。
※虞犯少年※
虞犯少年(ぐ犯少年)とは、保護者の正当な監督に服しない性癖がある者、正当の理由がなく家庭に寄りつかない者、犯罪性のある人または不道徳な人と交際する者、いかがわしい場所に出入りする者、自己または他人の徳性を害する行為をする性癖がある者であり、かつ、その性格または環境に照らして、将来、罪を犯し、または刑罰法令に触れる行為をするおそれのある少年のことである。(少年法第3条第1項第3号、少年警察活動規則第2条第4号)
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