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粉々に壊れたココロを拾い集める女たちの本音blog
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柚葉&焔
性別:
女性
職業:
社会人で女
趣味:
妄想
自己紹介:
濃い人生だねと言われること多し。実は、平凡・平和をこよなく愛する、怯えた子どもであることに気付き、血を吐きながら生きるふたり。
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彼は私を抱くとき、私の身体に触れるとき、壊れ物を扱うように優しい。

触れているのかいないのか、解らない様な微妙な感じ。

私の身体は、すぐに反応する。
意識してなくても甘い声が出てしまう。
私の反応をみて、彼が興奮するのがうれしい。
私も、彼の感じてる顔が見たくて、一生懸命体中愛撫する。

最近彼も時々、こらえきれずに女の子のような甘い声を出すようになった。

「恥ずかしい・・・」

かすれた声を漏らす彼。
私は、切なくなって、もっと感じさせてあげたくなる。


私の中に挿入するとき、最近彼はコンドームを二重に重ねるようになった。
きちんと避妊してくれる男の人との性行為はあまり経験がないので、もしかしたら「愛されているかも?」などと勘違いしてしまいそうになる。少し怖い。

「そんなにまでしなくても、ピルも飲んでるし大丈夫だよ」

というと、意外な答えが返ってきた。

「ダメなんだ。柚葉とするときは一枚じゃダメなんだ。数分もガマンできないから(苦笑)」

「それに僕は女の人には避妊の事で気を使わせたくないんだよ。たくさん感じて欲しいから」

ちょっと感動してしまった。

彼は、いつも泣きそうな顔をしてイキそうになるのをこらえる。
その顔を見るだけで、私の下半身が、乳首が、体中が性感帯になったように過敏になる。

「私をイカせてから・・なんて考えないで。感じてくれるのがうれしいの。お願い」

彼の性感帯である耳を攻めながらささやいた。


2秒後、耳を攻めながら彼のモノを愛撫していた私の左手に、熱いものが勢いよくかかった。
ドクンドクンと脈を打って、たくさん彼は体液を吐き出した。

ごめん・・・僕だけ気持ちよくなっちゃって申し訳ないんだ、どうすればいい?

と、可愛い顔で言う彼。

私は、彼の柔らかい長い指を自分自身の中に導いた。

もう自分で触らなくても解る。
熱くなって、ぴくんぴくんと細かく痙攣し、少し粘り気のあるどろっとしたものが、流れ出てくるのが解る。
恥ずかしいくらいに感じてる。

「私もこんなに感じてるの、わかるでしょ?あなたの感じてるところを見てるだけでこんなに気持ちよくなれるのよ。だから満足してるの、ほんとよ?」


彼は、優しく指を動かして、時々一番敏感な部分に触れながら、硬くなった乳首を軽く噛んだり舐めたりを執拗に繰り返した。まだ彼とはそれほど回数を重ねていないけど、なぜか私の性感帯を恐ろしいほど見抜く。


立てひざをついて、彼の身体にまたがる体勢でいたけれど、
ひざが、腰が、がくがくして、もう耐えられなくなった。


少しだけ乱暴に、彼は私の身体を押し倒し、再び硬くなった彼のモノを奥まで一気に突き入れてきた。


「・・・奥までくる・・・もう・・・だめ・・・っっ」

コンドームを着ける余裕がなかった彼は、私のからだの上に勢いよく放出した。
それを拭き取りもせず、お互いの汗と体液にまみれたまま、抱き合い、めちゃくちゃにキスをした。



あまりにも深く感じすぎたせいか、私はほんの数分眠っていたようだ。

彼は、冷たいビールを頬に当てて起こしてくれて、お風呂に香りの良い入浴剤を入れてお湯をためていてくれた。

ちょっとはずかしかったけど、一緒にお風呂に入って、お互いの全身をキレイに洗いっこした。



「朝まで一緒にいたいんだけど・・・・ダメ・・?」という彼。

「寝顔見られるの恥ずかしいからやだ」と応えた。


少し寂しそうな顔をしたけど、すぐに笑って、優しく抱きしめてくれて、たくさんキスをしてくれた。


家まで送ってもらって、お休みのキスをして、走ってマンションの階段を上った。
玄関を開けると、すぐに猫がニャ~と出迎えてくれた。
いつもと違うせっけんの匂いがするのだろうか?
しきりに私の周りをぐるぐるしながら、フンフンと匂いを確かめるようなしぐさをしている。


猫にえさをあげて、寝る前の薬を4種類飲み、簡単にスキンケアして、すぐフトンに入った。

「あ~~やっぱり一人で寝るのは気持ちいいな~~」

ダブルサイズのふとんの上で、大きく身体を伸ばし、深呼吸をした。


久しぶりに全身運動して、のんびり時間をかけてお風呂にも入って温まったせいか、すぐに睡眠の神様がきてくれたようで、数ヶ月ぶりに朝まで目が覚める事もなく熟睡できた。


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