04 | 2024/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
物心ついたころから、私の生きる為の基本は、
「自分の女性性を否定すること」
だった。
セックスという言葉は知らなくても、セックスという行為は知っていた。
それをすることで、まわりの男が非常に自己中心な喜びを感じるということも知っていた。
幼女
少女
として、生きた時期が私にはない。
”女”としての機能を備え持った、小さな女だった。
常に、子どもとしてでなく、女として男を喜ばせることをとことん仕込まれた。
小学生のとき、新卒の女性教師が、高学年の男子から性的なからかいを受けて、顔を真っ赤にして恥らっている様子を、覚めた目で見ていた。
アンタダッテオナジコトシテルクセニ
アタシハシッテルノヨ
オンナハミンナ、マタヲヒライテ、オトコヲクワエコムノヨ
イイトシシタオンナノクセニカマトトブルンジャナイワヨ
「先生、男の精子飲んだことないの?」
そう質問して目を真ん丸くしていたあの若い女性教師はどうしたんだろ?
女性性を否定して成長期を過ごした私は、自分の無意識下で、成長ホルモンを止めてしまった。
大人の女になってしまうのがよほど怖かったのだろうと思われる。
私をもてあそぶ男は皆、”女”を求めている。
”女”にならなければ、玩具にならなくて良い、と幼いなりに考えたのか。
義務教育を終えるまで、発育不良のままで過ごした。
心身ともに発育不良で、学歴もない、生きる術を持たない私は、結局女の部分を利用してその日のエサを手に入れることしかできなかった。皮肉なものだ。あれほど忌み嫌った”女”の部分を最大限に利用して、家を出た後は一度も生活に困窮したことはない。
今の勤務先の上司(取締役)が私の顔を見るたびに言う。
「本当にお前は抱き心地が良さそうな女だよなぁ」
酒の席だったが、それを偶然耳にしてしまった若い同僚が目をひんむいてフリーズしていた。
同僚が、思わずフリーズしてしまったその意味さえ理解できないのだが私は・・・
こんなことは、どこの職場に行ってもあることなので、何も感じない。
この上司は、遊びなれているだろう。そういうのは私は瞬時にわかってしまう。
私の前の飼い主だった男に似ているのだ。
性的な魅力があり、見た目も年相応の良い男である。
私を個人的に誘いたそうにしていたのは知っていた。
こういう男に、誘わせるよう仕向けるのは得意だが、誘われないようにすることには不慣れだ。
でも、もう、せめて私は、職場の人間とは、性的な目で見られたくない。
女であることからは逃れられないのだから、女である自分も可愛がってやりたい、と願う心が今の私には芽生えつつある。なので、こういう男のエサにはもうなりたくないのだ。
女として魅力的でなくていいから、人間として扱われたいと思う。
何が言いたいのかよくわからなくなってしまったが・・・・
私のからだは、わたしだけのもの、だ。
髪の毛の一本も、爪ひとつも。
わたしには、自分が気に入った男とだけセックスする権利がある、と思う。
投稿者:柚葉