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粉々に壊れたココロを拾い集める女たちの本音blog
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柚葉&焔
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濃い人生だねと言われること多し。実は、平凡・平和をこよなく愛する、怯えた子どもであることに気付き、血を吐きながら生きるふたり。
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世間一般から見て、多分かわいそうだと言われている子どもたちのことを、テレビで取り上げたりするのがときどきありますね。私は、ものすごく違和感を持ってしまうのだが・・・

先週だったかな?もそういった番組やってましたね。
嫌な感じを受けたのは、東海地方のお寺の住職のおっさんが、ネグレクト等の虐待を受けた子どもたちを預かっているというもので、このおっさんの対処の仕方に、激しい嫌悪感を持った。

家から逃げてきた子どもに、虐待親に合わせるセッティングをする・・・
これは人としてどうなの?サポートでもなんでもないじゃん?と思ったのは私だけだろうか?

また、この住職のおっさんは、

「どんな親でも、子どものことは心配してるんだ」

というような意味のことを言っていたけど、あほじゃないかと思う。

だって今も昔も、子どもを愛せない親も、愛そうとすらしない親も、数え切れないくらいいるじゃない?

子殺しだって昔から普通にあるし、平気で子どもを捨て切ってしまう親だって現実には吐いて捨てるほどいるじゃない?

愛したくても愛せなくて苦しんでいる親もいるかもしれないが、自己愛と支配欲に取り付かれて愛そうという努力すらしない親とは雲泥の差があるだろうし。

虐待され続けた子どもは、自分が生きていることにさえ罪悪感を抱きながら生きなくちゃいけない。
そんな血を流しながらリアルを生きている子どもに、虐待した親に会わせるなんて、このおっさんはいったいどういう神経しているんだろう・・・???

子どものころ、私は家から逃れたくて、逃れるためには、非行に走るしかないと判断した。
そして、虞犯少年として、児童養護施設に入所したが、親の意向ということで、数ヶ月で戻されてしまった。
その後、数年間非行を繰り返したが、鑑別所どまりで少年院までは行けなかった。
なんだかあほらしくなって、私は非行少女を必死に演じるのをやめた。

施設の職員も、鑑別所の教官も、私を保護した警察官も、皆口を揃えていった。

「お前はあんな立派な親御さんがいるのだから、帰る家があることに感謝しなくてはな」

どこがどういうふうに私の親が立派なのかさっぱり今でも解らないが、私は幼いながらも「全てをあきらめる」以外生きる手段はないんだ、ととことん感じた。

上記のようなおっさんのところに預けられた子どもたちは、また深い絶望の淵に追い込まれてしまうような気がした。これは、大人と言う立場を利用した、自己満足のはけ口でしかないと思う。
傷を負った子どもは、何も信じられなくて、大人を試すための行為を繰り返す。
それが非行であったり、甘えであったりさまざまだろうが、子どもと向き合う覚悟があるのなら、試されてナンボでしょ。中途半端な自己満足のためにしか子どもに向き合ってないなぁ、というのが見え見えなところに違和感を持ったのだ。

まさか、この番組を見て、感動して泣いたりするような人・・いないよね??
いないと思いたい・・。



投稿者:柚葉
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同感
「支援者」って、結構やばい場合があるからね~。自分を見ないために人にかかわっているっての、山ほど知ってる。困ったものだね、公害認定してもらいたいくらいだ。
他人にかかわる場合は、自分の醜さも見ないとだめだと思うのよねん。「生モノ」の醜い自分の現状にもがきながら他人と向き合ってもらいたいよね~。
あたしらもそうありたいって常に思っているよ。
URL 2007/07/14(Sat)23:35:08 編集
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