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粉々に壊れたココロを拾い集める女たちの本音blog
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柚葉&焔
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社会人で女
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妄想
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濃い人生だねと言われること多し。実は、平凡・平和をこよなく愛する、怯えた子どもであることに気付き、血を吐きながら生きるふたり。
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「もう付き合いきれないよ」

あら・・・怒ってる。彼が怒るのは珍しい。

「俺はおもちゃなの?都合の良いだけの遊び相手なの?」

「そんなふうには思ってないよ」

と、釈明したが、彼はもう聞き入れてくれなかった。

彼と知り合って、10ヶ月。
10歳も年下の男性とは友達としても付き合えないだろうな、と思っていたが、彼は年寄り臭い事を言って笑わせてくれたり、なごませてくれたり、違和感なく行動を共にすることができる貴重な友人だった。

一度だけ彼の部屋でセックスをした(らしい。泥酔してて記憶が無い)
知り合ったときから酔っ払いだったけど、彼はほとんど飲めないし、なるべく彼といるときは、酒抜きで楽しめるよう工夫した。美味しいものを探したり、映画を見たり。

ただ、長年私が患ってるパニックディスオーダーのせいで、ドライブはダメ、人ごみもダメなどと制約が多かったので、彼には負担をかけてしまっていたのだなぁと今さらながら反省した。

この10ヶ月の間で、私は二日酔いで何度も彼との約束をすっぽかした。
約束自体を忘れている事さえあった・・。
手帳に予定を書き込んでも、手帳を忘れる、失くす。手帳を確認する習慣も無いし、何よりも私は

目の前からいなくなった人間の事は一瞬で忘れてしまう・・という困った癖がある。


約束を破った後、彼から連絡があってからはじめて謝って、ということを何回か繰り返し、そして彼と約束がある前日は酒を呑まないという約束をしたが、守れなかった。

「俺との約束より酒が大事なら、酒と結婚すればいい。俺のことはもう構わないでくれ!あんたの都合で振り回されてイライラするのはもう嫌だ!」

何も言い返せない。
約束をしても守らない私が悪いのだから。


「もう連絡しないから、今まで嫌な思いさせてごめんね」


「何であんたのほうから俺を求めないんだ!俺が求めれば応えるだけで、何で自分から俺を求めてこないんだよ!?俺は何なんだ!」


びっっくり・・・
大声を出した事などない彼が・・・・
そんなこと思ってたんだ・・・・?

確かに私は求められればほとんどの要求に応えられる(と思う)が、自分から誰かを求めた経験が無い。
私にとって人との関係は、「今・目の前にいるこの瞬間だけ」しかない。

人を好きになれば、その人を「求める」ようになれるのだろうか?
なってみたい、今度こそそうなれるかもしれない、と思いながら色んな人と付き合ってみるのだけど、どうにも同じところで躓いてしまう。



私は、追うな!と言われたら一切後追いはしない。
他人に執着する気持ちを学習したことがないので、肉体関係のある人も無い人も、付き合いの長さや性別も関係なく、私にとって他者との関係というのは、

「自分と、自分以外の人間」

というふたつのカテゴリしかない。


私 は、 人 形
セ ッ ク ス の 奴 隷
人形は感情など持つことは許されなかった

私には、何人もの飼い主がいて、飼い主ごとの要求に応えなくてはならないという使命があった。
昔から人形は「ヒトガタ」と言われ、魂が宿ったりするなどといわれたりしたが、私は、命さえも吹き込んでもらえない、ただただいいなりになるだけのハリボテの人形だった。

今は、喋る、笑う、たまには怒ったりする、人間だけど、まだ『泣く』ことだけができないでいる。長い長い間感情を持つことも、感情を持ったとしてもそれを自覚する事さえもできずに生きてきた人間は、対人関係で大きく躓く。

彼には自分の生い立ちなどは一切話していないし話すつもりもない。
重い暗い話をして、ドン引きされるくらいなら、楽しく長く遊べるほうがいい。


肉体関係を持った相手=特別な異性関係(恋人など?)という観念がないのも彼を苛立たせる原因だった。

一方的に弄ばれ、突然放置されることには慣れていても、自分以外の人間に対して特別な感情を抱く、執着を感じるなどということは、まだまだ訓練が必要なようだ。

少し前まで長く「私の専属の飼い主」だった男がよく言っていた。

「お前は人を怒らせる(苛立たせる)天才だ」と。

まぁまぁ褒めていただいて恐れ入ります。違うか・・・



『人を人として認識する』にはどういう感情を持てばよいのか?
そのあたりから訓練を始めなくてはいけない。
試行錯誤の日々です。


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ある日、ある人とのメールのやりとり。

 

 

Rさん:今何してるの?顔見たいな~(絵文字)

 

私:酒呑んでる

 

Rさん:えっそうなんだ?じゃあ迎えに行こうか?

 

私:仕事帰りだから車で来てるし、お迎えはいいです

 

Rさん:わかった。気をつけてちゃんと代行で帰るんだよ(絵文字)

 

それから数時間呑んでいるとまたRさんからメールが・・・

 

Rさん:まだ呑んでるの?どこで呑んでるの?

 

私:K町

 

Rさん:じゃあタクシーで迎えに行くよ!

 

私:大丈夫ですからいいです

 

数十分後・・・・

 

Rさん:今、コインパーキングで君の車見つけたよ!車の横で待ってるね(はぁと)

 

え・・・・・?????

 

この人は、真冬の深夜飲み屋街のパーキングをひとつひとつ探して回ったんだろうか?

そう考えたらなんだかわからないけど、気持ち悪くなったので返事をせず、その後一時間強過ぎてから呑み会はお開きになり、車へ行くと・・・・・

 

ほんとうにRさんはタバコを吸いながら私の車の横に立っていた・・。

 

ちなみに真冬の深夜3時である。しかも平日・・・。

もちろんRさんも翌日仕事がある。

 私はこのRさんの友人と付き合ってたことがあるが、Rさんとは一度も関係を持ってないし、メールのやり取りくらいで電話で話すこともなければ、二人で呑みに行く事もない、ただの知り合いだ

私「ほんとに来てたんだ・・・?」

R「だって・・・心配だったし・・・・それに、少しだけでも会いたかったから・・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

成人したいい年の男のすることだろうか?

ちょっと背筋が寒くなった・・・・。

 

「送っていくよ」

 

とRさんが嬉しそうに言うので、車を運転してもらって、私の住まいまで送ってもらって、駐車場にきちんと車を停めて、Rさんはタクシーで帰っていった・・・・。

当然手も握らないしキスもしない。

帰りの車中、「呑み会は楽しかった?」「呑んでるときは僕に連絡ちょうだいね!迎えに来るから」などと話した。

 

翌日、呑んでいたメンバーにそのことを話した。

男性は、

『彼氏じゃないんだろ?うっわーー!ひどい女!!鬼畜ー!』

と言った。

女性は

『断ったのに勝手にしたくてしてるんでしょ?喜んでんならお望みどおりこき使ってやれ(笑)』

と言う。

『家の前で待ち伏せされるよりはいいんじゃない?』

とも言われた。ま、確かにそうだけど・・・・。

待ち伏せはされたことがないが、突然メールが来て

「今玄関に君の好きなお酒置いておいたから呑んでね(はぁと)」

などというちょっとわけのわからないことは以前数回あった。

そういうことはしていただく理由も無いのでやめてください、と言ってそれはしなくなった。

それでも私は、一般の(多分)男性から見たら、『鬼畜』と言われるような行為や行動を時々しているのか・・、と謂れの無い罪悪感を持った・・・。何か変だよなぁ・・・?

私が好きでもない、似合いもしない、サイズも合ってない、もらっても困る高価な洋服を一方的に送りつけられた気分だ。

 

 

カタギの世界でカタギの仕事を始めてまだ数年しか経っていないので、プライベートな事はなるべく話さないよう、目立たないよう(もちろん悪い意味で)、考えうる限りの「普通」を精一杯装って孤軍奮闘している。

それでもたまに、 『濃いぃな~』 と言われてしまうことがある。

どうやら、私が過ごした子ども時代やそれ以降の生き方は、あまり一般社会では受け入れ難い事を多く含んでいるらしい、ということも薄々わかってきたので、興味本位であれこれ噂のタネにされないよう『自分のことは話さないほうが良い』と、教わった。そしてその通りにして、なんとかカタギの世界に溶け込む努力をしている。

幸い私は、かなり遠くから誰も自分を知る人のいないこの地方都市に引っ越してきた。

体ひとつで。

私の子ども時代や以前の事を知る人がいない、友達も知り合いも誰もいない生活というのは、不安感よりもお気楽な気持ちのほうが大きく、わりとノビノビと生活できるようになった。と思う。

「どうしてこんな遠くへ引っ越してきたの?」

という質問には、最初はなんと答えてよいのか解らなかったが、ある支援団体の方に教えてもらった。

「いや~好きな人がこっちに転勤になって追っかけてきたけど振られちゃったんスよ~(笑)」

ガハハ、と笑って、「いい人いたら紹介してくださいね~」とか適当にいっときゃいいよ、とのこと。

なるほど。こう答えておけば、「かわいそう・・・」と一瞬は同情の目で見られるけど、それ以上深くは突っ込んで事情を聞かれる事もほとんどない。なので、仕事の面接の時などもずっとそう答えることにしている。

普通より頭が足りなさそうに見られるよう振舞っておけば安心して深くは突っ込んでこない。

ありがたいありがたい。(ま、頭が足りないのはほんとだから苦労はさほどない(笑))

 

人との距離感、などで躓く事は多いが、カタギの世界は新鮮で中々私には波乱万丈だ。

 

 

 

 

男は私の「飼い主」

私は「買われて飼われるセックス人形」

どんな要望にでも応えられます。

時には娼婦のように

時には恥らう未通女のように

時には母の様に

今日の相手はどんな私をお望みかしらね?

男は私が欲しくないものばかりをくれる。

宝石とかお金とかブランド物とか車とか、いつもいらないものばかりくれる。

どんなにいらないといってもくれるので、いつの間にか車5台分の税金請求書がきてしまって驚いた事もあった。だって、20代や30代の女が乗るような車ではないし、私の好みも聞かずに押し付けてくるのだから、喜べというほうが無理だろう。

それに私は、14歳の時から水商売をして生計を立てていたので、自分の欲しいものや、生活に必要なものくらいは買えるだけの収入があった。もう、保護者に面倒を見てもらわなくても、経済的には何一つ困っていなかったのだから、不要なものだったのだ。

店のおねえさんやママに相談すると、『わぁ嬉しい!』って喜んであげることも仕事のうちよ、と言われたので、それ以降は言われたとおり、何を頂いても『わぁ嬉しい!』ということにした。おねえさんたちのいうとおり、そういうとほんとに男は喜んで、ますます不要なお金やモノをくれるので、困り果てた。 

車は、当時弟の友達で借金に苦しんでいたホストの男の子にあげた。

あとはめんどくさいので、ディーラーに売り飛ばし、現金にした。

私にちょっかいを出してくる男は、精神的にサディスティックな男が多かったのは何故だろう?

女王様もやらされるけど、最後には男は私の苦しそうな顔や泣きそうな顔で興奮する。

何かそういう男をひきつけるものがあったのだろうか?

水商売をしていた若い頃知り合ったお客さんで面白い人がいた。

当時私は20代前半、その人は40代なかばだった。

「一度でいいから柚葉が他の男に抱かれているところを見たい」

その人は精神的な不能から、肉体もインポテンツになってしまった人だった。

気前よくお金を使ってくれて、良い客として店に通ってくれて、美味しいものをたくさん知っていて、社会的地位のある職業にも就いており、紳士で優しい上等な部類の男だった。

私は求められれば誰にでも身体を開く女なので、求められればいつでも応えるつもりでいたが、その人は決して私を抱こうとはしなかった。ホテルに行ったことは何度もあったが、私がシャワーを浴びるところを見て、私の身体にキスをして、興奮はしているのだけど、どうしてもセックスができないのだと言っていた。

数年前から、誰を相手にしてもだめだったそうだ。

そしてそのことを真剣に悩んでいた。

「信用の出来る男、痛いことをしない男を用意してくれるなら私はいいよ」

というと、その人は目を真ん丸くして驚いていた。が、喜んでくれたようだ。

一ヵ月後、【身元は明かさない】という男を見つけてつれてきた。

県外の、有名ホテルのスイートルームへ連れて行かれた。

女の扱いに慣れているな・・とすぐに解る優しげな男と、ルームサービスで食事をとり、お客さんが見ている前で私は何度も何度もその男に抱かれ、くたくたになった。

私は私を可愛がってくれるお客さんの言う事ならなるべく応えてあげたい、ただそれだけだったのに、そのお客さんは帰り際、私のバッグに数百万の札束をねじ込んでいった。

地方都市で水商売をしていたら、どんなに頑張ったって月収50万程度が精一杯だ。

その私に数百万・・・バカじゃねえの?と思った。

私は、あまり貯金をしたりすることがなかった。お金はいつも、冷蔵庫の中とか、クローゼットの毛皮のコートの内ポケットの中など、適当に無造作に突っ込んでおいて、必要なときに必要な分だけ取り出し、財布に入れて持ち歩いていた。

銀行員のお客さんが店に来て頼まれれば、家に呼んであちこちに隠してある(というか突っ込んである)現金をかき集めてきて定期にしたりして協力した。だって、私を可愛がってくれるお客さんは大事な「飼い主」だから。

保険屋さんがお客さんだったら、保険に入る。

3年前まで私は、死亡保険金の合計が2億4千万分もの保険に入っていた。

アホだ。

私が他の男に抱かれるところを一度でいいから見たい、と言ったお客さんは、とても喜んでくれたが、その後店に来なくなった。しばらくして、自殺したのだと、新聞で読んだ。

その人は死んでしまったのに、そのときから私の昔からある銀行の口座には、毎月20万が振り込まれている。

誰がしているのか、なんなのか、よく解らないので怖くて一切手をつけていない。

20万が振り込まれるようになって、もう十数年が経つ。

遠い県外に越してしまった今は、その通帳を一年に一度しか見ないけど、見るとその人を思い出すのだ。

その人は、私を抱きたかったわけではなかったんだろう。

どんな方法でもいいから、自分が男であることを確認したかったのだろうか?

もう今となっては全てが謎だけど、思い出すとほんのり切なくなる。

男はいつも私に無理難題をふっかける。

「いつも男が振り返るような女でいろ」

無理に決まっている。絶対無理ムリむり!

男はときどき私を連れまわして色んな人の好奇の目に晒される私を見て楽しむ。

男が選んだブランド物のドレスを纏い、アクセサリーを付けさせ、バッグも香水も私の好みのものでなく、全て男が選んだものでなくてはいけない。

 

男の言うとおりに、引きつった顔で、好きじゃないデザインのドレスを身に着けて、笑ってみた。

「いつものように、泣いてるのか笑っているのかわからない顔で、上目遣いに見上げるだけで十分だ」

殴られるのがイヤでわからないけど言うとおりにした。

「俺は・・・お前の力になれることはないのか?」

哀れを誘うのか、そうか、哀れみなのか、男が私にちょっかいをかけるのは。

私というイキモノに興味があるのでなく、道に捨てられた雑巾のような野良猫に、施しをしてやる優越感を満たすような「なにか」が私にはあるのだという。

私は、バカの一つ覚えのように、自分の「オンナ」の部分を利用した。

それしか生き延びる手段はないと、判断した。

色々な男の要望に応えられるだけの、性的なテクニックを身につけるようとことん仕込まれた。

13歳の幼い私の身体は、見た目には発育不全であったが、自分の身体を使って、言葉と脳みそを使って、男を悦ばせることを試行錯誤しながら覚えていった。

急にそこに存在していないかのように捨て置かれる「モノ」になりたくなくて、私は、セックス奴隷として生きる事を選んだ。なんて幼い、なんて足りない脳みそ。笑えてしまう。

だって

生きる術を持たない

誰からも、何からも必要とされない自分を

なんとかして「生きてて良いよ」と、納得させたかった。

男もおとなも、私の事を思いついたときはおもちゃのように構うのに、急に「存在していなかったモノ」として扱う。

とまどう。

自分の存在価値を見出したかった。

ナニカに存在を頼らなければ生きていけない弱い弱いイキモノだった。

誰も、「逃げてもいいんだよ、逃げなさい」って教えてくれなかった。

理不尽な事に歯を喰いしばらなくても良いと

ナイフを肌に突き刺さなくても良いと

誰も、誰も、教えてくれなかった。

 

 

 

声を上げる事、すら知らなかった、セックス奴隷として長く生きてきた私

声を上げる事を、知ってしまってから、本当の地獄が始まった。

だけど、もう引き返せない  戻れない 戻りたくない と今は言える。

戻ろうとは思わないが、もしも・・・・・・・・・

あの頃の私に会えるのなら

「辛かったね、痛かったね、逃げていいのよ」

と、抱きしめてやりたい。(ファンタジーかよっ!!!!)

私は、流れる血液を見ると体液が逆流するような感覚を覚えることがある。

「血しぶき」

凄惨な殺人現場などでしか見られないと思われるが、実は意外と身近にある。

例えば

剣道というスポーツで使用する「竹刀」で何度も何度も人を殴ると、人の皮膚は裂けて血しぶきが飛ぶ。

または、鼻血が喉に入ってしまって、むせ返って吐いた時も、飛び散ることがある。

壁や畳に、パーッと紅い花を散らしたように飛ぶの。

キレイだなぁ・・・って自分の血を眺めてた。

だけど、私の血液は、ほかの人と同じように「赤い普通の血液」なのに汚いんだって。

子どものころ、殴られると、殴られた痛みよりもなによりも、殴られた際飛び散る自分の血液で親の衣服や、家が汚れることを気にしていた。それは、常に『お前の汚い血で汚れたのをどうしてくれる』と責められていたからだ。

私は、人間ではなくて『汚物』

汚物の体から飛び散る血液は、『汚物以下のモノ』

酔っ払いが道路に吐き散らすゲロより、ウイルスに冒された便よりも汚らしいモノ。

そんな汚物の分際で、痛いの痒いのなんて許されるわけ無いじゃない?

だって、汚物は口なんかきいちゃいけない

汚物は、痛みを感じちゃいけない

汚物は、「人間扱いされるわけなどないということをわきまえていなくてはいけない」

小さい頃、集団予防接種のとき、泣いて痛がってた同級生を「アホか?」と思って見ていた。

痛くないと思えば痛くないんだ、って本当のことだと思ってたわ、私(笑)

生え際の髪の毛を血が出るほどブチブチ毟っても「痛み」を感じることができなかった。

彫刻刀や工作用カッターナイフで自分の腹を刺しても、流れ出てくる血は赤いんだ、っていうことは確認できたけど、「痛み」を確認することはできなかった。

そんなこと試す小学生ってあまりいないんだって。

おかしい、異常だって、何故かすごくガッコウで教師からも責められた。

 

そんな汚物でしかない私なんかと、なぜ色んな男がセックスしたがるのかが不思議だった。

「いやらしいよなぁ。誰にでもやらせるんだろ?汚らしい女だよな」

そんな汚らしい女相手に、鼻息荒くして腰振ってるあんたは何なのかしらね?(笑)

泣いてるのか、笑っているのか、怒っているのか、わからない顔がダメらしかった。

『媚へつらい上目遣いで顔色を伺いながら誘ってる』

じゃあどんな顔してればよかったのかしらね?

泣き喚けば誰か助けてくれたかしら?

裸足で台風の夜、パジャマで吹雪の夜逃げ出した私を、警察も誰も助けなかった。

台風の夜、半裸で外に放置され、呼吸停止で救急病院に運び込まれた私の体には、隙間が無いくらいの打撲痕や傷があったのに、病院は警察にも児相にも通報しなかったし、ましてや親は何の罪にも問われなかったけど?

今と違って、とても体が小さかった私は、レイプされるたびに膣が裂傷を負って、血や膿で下着が汚れた。

汚れた下着を親に見つけられると、その汚れた下着を口に突っ込まれて殴られた。

口に下着を突っ込まれ、うめき声すら上げられない状態で、血が飛び散ると家が汚れるからという理由で、昔の真っ黒いビニールのゴミ袋を頭からかぶせられ、血が飛び散らないようにして、親の気が済むまで殴られた。

気絶すると「死んだフリするな!」といって、気絶することも許されず、さらに殴られた。

私は、声を出して叫ぶことも泣くことも、喋ることも禁止されていたから、近所の人は気付かなかったのかもね。

でも、人間をモノで殴る音ってけっこう聴こえるものなのよ、

何かを殴っている音と、大人の怒号だけが聞こえるというのもかなり不気味だと思うのよ。

気付いていて何もしなかった大人がほとんどだったんでしょうね。

 

体中傷だらけで、かろうじて家から逃げ出したとき、近所のおじさんが涙ぐみながらジュースをくれた。

痩せて小さい私の身体を見て、「かわいそうになぁ・・・」って言いながらパンツの中に手を入れて触ってきた。

小学生の私は

男ってこういうモノなんだ・・・

と、さらに思い知らされた。

左利きの養母から毎日殴られていた右側の耳は、鼓膜破裂した後、ろくに治療もうけさせてもらえなかったから、一生治ることの無い難聴になってしまった。

灰皿で殴られ、陥没した頭蓋骨は、今でもそのまま。

 

男ってね、可笑しいの。

「お前は汚い、汚い」

って言いながら、私の性器を舐めたがるのよ。

汚いモノなのだから、舐めるなんて不潔なことしなけりゃいいのにね?

あんまり汚い汚いって言われるから、きれいにしなくちゃと思って、消毒液ぶっかけて、きたないあそこを使えなくしてしまえばいいんだ、と思いついて、中学生のとき、割り箸突っ込んでぐっちゃぐっちゃにしたことがあったの。血だらけでぐちゃぐちゃになったあそこは、それはそれはグロテスクだったけど、私も赤い血が出るんだって思うと、どくどく流れる血が愛しかった。

女のあそこって、すごく頑丈にできてるみたい。

そのとき関係のあった男が、私の事病院へ担ぎ込んで、ちょっと治療してたら治っちゃった。

 

 

傷        疵        きず      

     自身で刃物を突き刺したあとも、何もかもが愛しい  今の私の身体。

 

 

こんなに人間の身体って頑丈にできてるのに、脳みそや「心」って簡単に壊れるんだと知った。

私にも「心」というものがあるんだってことに気付いて驚いた。

「壊れてしまった心」に負った傷は、一生消えないのだということも知った。

 

「ねぇ、女ってさぁなにをオカズにしてオナニーしてんの?」

つい数ヶ月前に知り合った男に聞かれた。

「ん~と・・・『私の場合は』っていう限定で応えても良い?」

というと、男は目をキラキラさせて嬉しそうな顔をした。

「やっぱするんだ!女もオナニーするんだ~?いやらしいなぁ」

なんかすごく嬉しそうだったので、喜んでもらいたくて、とりあえず思いついたことを言ってみた。

「あんたと知り合ってからあんたのことばかり考えて毎晩してるよ」

私は男女限らず自分の事に興味を持ってもらえると単純にすごくうれしい。

それが「単なる性のはけぐちとしての対象でしかなくても、」だ。

誰からも愛されず、誰からも必要とされず、道端の汚物以下の扱いを受け続けて生きてきた人間にとって、自分に興味を持ってもらえるということは、甘い美味しいものを知らずに生きてきた人間が、急に高級な和菓子を与えられるようなものだ。

男はあからさまに『オレサマ』に変貌した。

この顔は、飽きるほど何十回も何百回も見てきた「男が勝ちを確信したときの顔」だった。

「どんなふうにしてるの?」

「あのね、あんたの体臭を思い浮かべると胸が痛くなる。その匂いを思い出して・・・あんたの長い指が、ふだんコンピュータしかさわらない指がね、あそこを触るとこを想像すると、もうイキそうになるの」

「いやらしい女だなぁ・・そういうふうにしてほしいのか?」

 

 

 

ここではやっぱりそうしてほしいと応えないといけないんだろう・・・。

 

 

「してほしい。その指でいやらしい私の身体をもっといやらしくして」

 

 

自分の想像力をフルに働かせて、モチベーション?を上げていやらしい気分になってみる。

男の手が、私の性感帯に触れる、その瞬間だけはたまらない快感を覚える。

 

(あれやこれやご自身のいやらしい想像力をフル回転させてください(笑))

 

 

行為が終わる頃、または終わった30分後には私は、とても冷めた気持ちになってしまっている。

 

ヘタクソとか上手とか(多少それもあるだろうけどしょせん好みの問題だし)それ以前の問題で、お互い気持ちよくなるために、ひいては自分が快感を得るために努力をすることを面倒くさがる男が多い。というか、ツボを知らない男が多すぎる。

仲の良い女友達とは、必ずこの手の下ネタで盛り上がるが、普通に相手の反応探ってりゃ相手が男でも女でも、だいたいどのツボで喜ぶかわかりそうなもんなんだが・・・。非常にひとりよがりな男が多い。

 

男側から言わせれば、

「てめぇみたいなクソ女相手に本気出して喜ばせてやろうなんて気になれねぇんだよ!」

てなところだろうか。ふふふ。なるほどね。やっぱりそうきたか。

相手より優位に立とうなんて思った時点でもう本当の快感は得られないよね。

そんなことも知らないんだ~?

私が萎えるツボはそこ。

そのとき、その場で、目の前にいる相手を喜ばせることもできないやつが、たとえ本気で振り向かせたいと思える相手に巡り合えたからって、その相手に快感を与えることはできないってばよ・・・。そういう面では、ナンバーワンホストなどを少しは見習ってみるといいと心底思う。

「どちらかが優位に立つことによってでしか快感を得られない」

こういうの男女関係無く増えたなぁ・・って悲しくなってしまう。

 

 

オナニーのことについてたずねられた男とはまだこの時、セックスはしてなかった。

その後、そういうチャンスがきたので、彼に誘われるままラブホに行った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

私もわくわくしていた。楽しみにしていた。それなりに。

が、予定外にやってきた生理。赤い血をみた瞬間、激痛に襲われた。

彼は、ラブホを出て深夜の繁華街へ鎮痛剤を買いに走ってくれた。

お互い「ヤル気まんまん」だったから、ほんとにガックリした。

こいう盛り上がりは、タイミングが大事なのだ。

どちらかだけが盛り上がるのでなく、お互いが同じようなタイミングで盛り上がれるから、楽しく気持ちよくなれるのであって、また、そういうチャンスはそうそうあるものではない。

「あれほど恋焦がれた柚葉が隣にいるのに抱けないなんて、切ないよ、涙が出そう」

そんなその場限りの甘い言葉も聞かせてくれた。

私も切なくて、思い切り彼を抱きしめた。

いちゃいちゃして、お互いの唾液まみれになるほどキスしていたら、

朝になり、私は仕事のため、帰らなくてはならなくなった。

 

「あ~あラブホ代無駄になっちゃったなぁ」

 

私が男だったら・・・

たとえ一晩限りの相手にでも絶対言わないだろうな、と思う言葉を彼はこぼした。

 

「来週も会える?」

「・・・・・・来週も同じ気持ちでいられたら。ね。」

お互い「目の前の相手とセックスしたい」という欲望がある、という点で、目的が一致しているのに、なんでこんなふうに気持ちが一気に冷めるようなことを彼は平気で言うんだろう?と珍しく怒りの感情が出てきた。

 

せいいっぱい、私は怒ってみた。

 

 

 

 

 

昔・・・・結婚していた相手は、多分ごく普通の男だった。(と思う)

どうして結婚にまで至ったのかはっきりとは覚えていないが、たぶんお互い若くて、ある意味怖いもの知らずで、世間知らずで、でも一人では生きていけない自分を持て余してて、何かを貪るように一緒に暮らし始めたのだったと思う。

付き合って一年ほど経過した頃、私は晴れて成人となった。

義務教育終了と同時に生まれ育った家を飛び出し、年齢をごまかし水商売をしながら暮らしていた私は、結婚相手と知り合った頃、絵に描いたようなろくでもない男と暮らしていて、どうにかしてそこから逃げ出したかったのだ。

それともうひとつ理由があった。

結婚をすることによって、戸籍上の親と一切の縁を切ること、が最大の目的だった。

成人したら親の許可なく結婚ができる。

本籍地も変更できて、相手の戸籍に入籍するという一般的な形をとれば、私はもう生まれ育った家の戸籍から離れることが出来、戸籍上の親がいる地獄のような家に帰らなくてもよい、そう思っただけで喜びに打ち震えた。

「お前と一緒に暮らしたい。毎日一緒にいたい」

そんなふうに言ってくれた男の言葉を何の抵抗も無く受け入れ、あっさり結婚した。

相手の両親は普通のサラリーマン。おとうさんはちょっと酒にだらしない職人さん、おかあさんはバリバリのキャリアウーマンでさばさばしてて優しい大人の女性だった。祖父祖母も健在で、かわいい妹もできた。

私達は結婚してからすぐに子どもを作った。

彼は、「しばらく2人でラブラブ生活がしたいよ」と言ったが、私自身が強く願って子作りした。

子どもを作ることによって彼を繋ぎ止めたい、という気持ちはなくて、私自身が

「子どもを作ればもう他の男にフラフラしたり心が揺れたりせず、覚悟ができるだろう」

と思ったからだった。

子どもを作るという行為を「自分自身の決心をつけるため利用した」のだ。

彼は、そんな私の気持ちを薄々と感じていたのかもしれない。入籍して私が妊娠した為仕事を辞めると、過去のことを根掘り葉掘り聞きたがるようになった。それはそれはしつこく・・・。

こういうことってよくあることなのだろうか?

いつもその場しのぎの甘い言葉だけでヘラヘラ生きてきた私には、解らないことが多々あった。

「昨日は確かにあなたのこと好きだった。でも、今日はあまり好きじゃない。」

そう言った時の彼の表情が、なんともいえない、見たこともないような複雑なものだった。

 

昨日は確かにお互いの気持ちを確認しあった。絆を感じた。お互い愛情も感じられた。でも、それがどうして次の日も継続していて当然、昨日の続きは今日なのだから今日も昨日と同じ気持ちでいられると思っているのかが信じられない・・・というか、理解できないのだ。

 

特定の人間に、特別な感情を抱く・・・愛情を感じるという経験を持たない私には、心とか気持ちとかに執着したがる彼の気持ちはまったく理解できなかった。

ではなぜ結婚生活を続けるのか?と問われたとき、何の躊躇いもなく答えた。

「私は結婚することによって実家と一切の縁を切れるというメリットがある、あなたは、毎日私とセックスして一緒に眠りたいという気持ちを満たすことができる。お互いの希望が叶ったんだからいいじゃない?」

私は、男の欲望にはかなり忠実に応えることができるセックス人形だと自覚していた。

何人相手がいても、それぞれの希望に合わせて反応することができる。

そうすることで男は私を可愛がってくれる、必要としてくれるということをわかっていた。

だけど、それに付随する「特別な感情」については、未体験で無知だったため、私をセックス人形として可愛がってくれていたはずの男達は、怒り出したり、呆れたりして離れていく。そういうものなのか、思った。

思っただけでまったく自分を変えることもできなかったが・・・。

「自分以外の人間」に特別な感情を持つための訓練は、生まれたときから受けていない。

人は学習(経験)していないこと以上のことはできないもんだ。少なくとも私はそう。

人間は、生まれたときから「自分だけの特別な大人」の存在を感じながら育つものらしい。

「自分だけのための大人」は普通は「生物学上の親など血縁者」であることが多いらしい。

そういう人間(家族と呼ばれるもの)と接しながら、自尊心や命ある生き物に対する「特別な感情」を学んだりしながら生きていくらしい。ということを調べているうちに知ったのは、つい数年前のこと・・。

まれに機能不全家庭や養護施設などで育った場合、一般的に「知っていて当然」とされる特別な感情を知らずに育ってしまった人間がいるらしいということも数年前しることができた。

「愛着障害」  というらしい。

彼は、それでも実に根気良く私に色々なことを教えてくれた。

子どもが生まれる前も、生まれた後も、時々普通でない私の精神面を、それなりにフォローしてくれていた。

機械的にしなくてはならないことを淡々とこなす、ならできる。

だけど、命あるものに対して「愛しさ、情愛」を感じることの無い私との生活は、(たぶん)普通の家庭で育ってきたと思われる彼にはついていけない、あり得ないということの連続だったようで、憔悴していくのがわかった。

私は、小さな頃、自分がどんな風に育てられたか、という記憶をほとんど持っていなかったので、過去のことを根掘り葉掘り聞かれるのは本当に苦痛で、わざとはぐらかしたり隠したりしているわけではない、ということを何度説明しても理解してもらえないことも辛く、自分を責めて責め抜いて、お互い普通の精神状態ではいられなくなってしまった。

彼は、時間をかけて分かり合おうと努力してくれたのだろう、と今は思う。

あの若さで、私のような重い荷物を背負わされた精神的負担は、普通ではありえなかっただろう。

私たち夫婦の仲で唯一繋がっていると感じられる瞬間は、セックスしているときだけだった。

彼がどう感じて、私を求めていたのかはよくわからない。

でも、今でも時々思い出す。

「どんなに抱きしめても、お前の心が俺のほうを見てたことは一度もないよな・・・・」

ずいぶんあとになってから、彼の発した言葉の意味を考えた。

私は誰でも何でもお構いなしに受け入れているようで、誰のことも受け入れていないのだということに気付くまで、10数年かかった。

私は、誰も見ていない。何も見ていない。ガラスの眼しか持たない人形だったから。

 

のひとつの代表に「酒」がある。

酒は物心ついたときから私のそばにあって、小さな頃からトリップのために利用していた。

「ウチのクラスの生徒が酒の匂いをぷんぷんさせて登校してくる」

と、担任の教師が当時の児童相談所に通告した事があった。(らしい)

「戸籍上の親」と住んでいた家に立ち入り調査にきたのは確か小学校低学年。

私には一応「戸籍上の実親と戸籍上の養母」がいて、きょうだいもいて、親がいない子どもという立場になったことは一度もない。

この年齢になる少し前まで、自分が「機能不全家庭」に育ったのだということに少しも気付かなかった。

自分の経験してきたことや育った環境が、少し「特殊」だったということもわからなかった。

何しろ脳みそが小さいので、狭い世界しか知らずに生きている事に何の疑問も持たなかったのだ。

だって私、自分の意思を持たない「セックス奴隷」としての人生しか知らないもの。

レイプ

初めての(記憶がある限り)性行為を経験してからそれは私の「日常」だった。

しかもそれは、ただのセックスでなく、どちらかというと「アブノーマル」と言われるカテゴリに入るものが多かったのだというのも、記憶がポツポツと戻ってきてから他人に話すようになって、初めて知った。驚けなかった。

放尿ショー

オナニーショー

を、10歳未満から経験してきた人間ってあまりいないんじゃないだろうか?

ずいぶん小さな頃から自分の性器を触るクセがあった。

「マスターベーション」の一種だと思うが、記憶がある限り子供の頃の自慰行為で快感をおぼえたことはなかったように思う。何が目的だったのか、何を知りたかったのか、はっきりしない。

いつも身近にあった「酒」の力を借りてトリップしながら、自慰行為に耽って目にクマ作ってる小学生だった。

気持ち悪いねぇ・・・今思うと・・・・ね・・(笑)

数年前とある場所で知り合った人で、実父との間に出来た子を出産した女性がいた。

その女性は、物心ついたときから実父とセックスしていて、成人した後も、家から出ることを許されなかったし、母親もとがめる事もしなかったので、普通のことだと思っていたという。

こういう経験のない人間には「考えられないこと」らしい。

私は、実父との行為はなかったが、周りの大人は全て小児性愛者だった。

町内会長のおじいさん、その孫の高校生、いつも行く八百屋のおじさん、実父の弟、幼稚園の頃かわいがってくれてた幼稚園バスの運転手さんも小学生になった私と数え切れないくらいセックスした。

 「まともな子供」とも「普通の大人」とも、誰ともまともな対人関係を築けず子供時代を過ごした。

わりと「異質な子供」として、学校でもたびたび問題を起こしていたようだ。

(これは後に偶然再会した小学生時代の同級生から聞いた話を集めた。自身の記憶はまだ少ない)

私は、親によくぶん殴られていた記憶があるのだけど、理由は覚えていない事が多い。

殴られた事実だけを覚えていて、「痛み」や「理由」は思い出せない。

少なくとも5歳児から酒びたりだったので、脳細胞の記憶をつかさどる部分は、ほとんど壊れて死滅してしまっているのだろうなぁ・・・と思う。

「解離性記憶障害」

という病名を持っていたりもする(笑)そうか、病気なのか、とほっとしたのは数年前のこと。

脳みその具合が悪いことが多い私は、自分はただ「特別頭が悪い」だけだと思っていた。

 「頭が悪い女」でいたほうが楽に生きられる、ということを、本能で知ってしまっていた悲しい子供だった。

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 「あなたは、誰に抱かれてもこうして反応するんだろうね。
 
   本当に男を喜ばせるために生まれてきたような女だよね」



そんな気分じゃないという私をほぼ無理やり抱いた男がそう言った。


今まで同じような事を、何人もの男に言われてきたけど、よほど嫌いな人間でない限り、私の体は男に触れられればたぶんそれなりの反応をするだろうな、と思ったので、何も言わずにいた。


男だって女だって同じように、ある程度馴染んだ体には反応するでしょうよ。

私にとってはただそれだけのことだ。

たぶん、男は「自分だけは特別」と思いたかったんだろう。そのときは。

女だってそう思いたいことはあるのだから、べつに不思議な事ではない。

女に対してどんな幻想を持っていてもかまわないけど、私に押し付けるのはやめて欲しい。

何ヶ月も会っていなくて、電話もメールも無視していたのに、誘ったらついてきたから、ちょっとやってみたかっただけでしょ?それでいいんだよ。お互い様だよ。



鼻息を荒くして、そんな気分になれないという私の腕を抑えて、むきになって唇を重ねてくる男って、実は私から見たらとても滑稽で笑えてしまう。


こんなこと、必死になるようなこと・・・・????



「そんな目で見ないでよ・・お願いだから目を閉じてよ・・・」




なぜか甘えるように男が言う。


「あんた暑いし重いよ・・・終わったらはやくどいて」




冷めた目で打ちのめすような言葉を吐く私。


一日中仕事して疲れてんのに、セックスして汗かいて疲れて、バカじゃないかと思う。


自分も男もね(苦笑)


食欲が満たされている時、酒で満たされてる時、私は性欲がなくなる。


でも、ま、軽い運動して寝つきがよくなるんならいいか。


まさかいくらバカでも、今時女には性欲がないなんて思ってないよね?



まさか、今時何回か寝ただけで自分の女なんて思わないよね?



誘ってくる男を拒むのも、男が誘いたくなるような女でいるのも、
実は難しそうに見えてとても簡単な事だ。


ただ、異性の生き物であるというだけ。



めんどくさいことは嫌いなのよ。
寒くて、人肌恋しくて、男の体温をちょっとだけ利用しました。
正直言ってそれだけですはいごめんなさい。


私は男に何も求めない。
ただの頭のゆるい女と思ってくれればいいからさ。
何も求めないからさ、私にいろいろ求めるのはやめて?


私が好きなのは、私だけなんだから。

私以上に私を愛せる人間なんていないんだから。

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いずみさんの肌は、白くて、つややかで、やわらかくてさわり心地もすべすべで最高だった。

柔らかい肌のいずみさんの手は、たった13歳の私の身体を蕩けさせる。

頬に優しく触れる

髪を撫でて、サラサラとかき上げる

耳の後ろに、首筋にキスをする

ピクっと私の小さな体が反応したのを、いずみさんは見逃さなかった。

『感じやすいんだね・・ふふふ』

子供だった私は、「感じる」ということさえ知らなかった。

私が初めて男と性交したのは、4歳。痛みと恐怖、嫌悪感が全身を纏う、なのに抵抗できない。

10歳を過ぎてからは、どんなに嫌でも男からは常に「誘ってる」と言われた。

「お前が誘ったのに、なんだその態度は!」

と言って殴る男が何人もいた。痛そうな顔をすると男はさらに興奮する。興奮してエスカレートしてきて、たまらなくなった私が『お願いやめて・・・』と目に涙を浮かべて懇願するまで男は殴り続ける。セックスとは、男と女とはそういうものだと思っていた。

体の小さい私の膣は、いつも裂傷を起こして歩くのも大変だった。

男の指はゴツすぎる。ガサガサして痛い。

 いずみさんの手は、高級な綿でできた寝具のような肌触りだった。

『柚葉、嫌な事はしないから、もう少し力抜いて・・・』

ほんの少しだけしか膨らんでいない、小さな乳房にいずみさんの指先が触れた。

触れているのかいないのか、わからないくらいの微かなタッチで腰が完全に抜けてしまった。

男はいつも鼻息を荒くして、ゴツイ手で乳房を鷲掴みにする。

男は、私がいくら痛いのは嫌だといっても、濡れても居ない私の性器に自分の性器を容赦なく後ろから前から突っ込んでくる。前戯なんて、ほとんどなかったと思う。

 

私がそのとき着ていた洋服をたくし上げ、いずみさんは私の乳首を目で捉えた。

腰が抜けてまったく抵抗もできない私の乳首を、柔らかく暖かい舌で下から舐め上げるように転がした。

あっっ・・

自然に声が出てしまってとても驚いた。

「恥ずかしいよ、いずみさん・・・変な声出ちゃう」

舌先を硬くしていずみさんは私の左右の乳首を執拗に転がし舐め続けた。

気がついたら座って向かい合った体勢だったのに、いつの間にか私は仰向けに寝ていて、いずみさんが私の上に覆いかぶさるような形になってしまっていた。

この体勢に持ち込まれた私は、ピクッと体が反応するとき、自分の腰が浮いているのに気付いた。

下半身の、小さな頃から何人もの男達の慰み者でしかなかった私のその部分が、信じられないくらい熱い。

むずむずするというかなんというか、おしっこを漏らしてしまいそうな感覚。

これ以上されたらおしっこ漏らしてしまう!ダメ!

力が入らなかったけど、精一杯の力でいずみさんから逃げようとした瞬間、

いずみさんの柔らかい白い指が私の下着の中にするりと入った。

私は成長が遅く、その部分はまだ薄い毛がまばらに生えているだけで、いずみさんの柔らかい白い指はあっけなく、女性器の中で最も敏感な部分を探し当て、優しく捕らえてしまった。

「・・・っっ!!!」

完全に私はいずみさんに捕らえられてしまった。

『柚葉、足少しだけ開いてごらん』

言われるままに、がくがく痙攣する足を開いた。

いつの間にか下着も脱がされていた。

一番敏感な部分に触れる前に、敏感な部分より少し下の女にしかない穴から、熱くてどろりとした分泌液が出ていることを耳打ちされ、またおしっこを漏らしてしまいそうな感覚に襲われ心臓がきゅんとなった。

熱いどろりとしたその分泌液は、『女は皆こうなるのよ、気持ちいいとね』と言って、いずみさん自身のその部分も見せてくれた。少し濃い目のその部分の毛を掻き分け、いずみさんは自分の手で広げて見せてくれた。

『ね、同じでしょ。あたしも今感じてるのよ』

いずみさんの女の穴の周りは、濃いピンク色になっていて、分泌液で光って見えた。

『さっき柚葉がビクンってなったのはここ。女の一番感じるところだよ』

そういっていずみさん自身の指で広げた部分の上のほうには、ピンクの小さい突起物があった。

『あたしは自分でここが気持ちいいんだって見つけたの。柚葉可愛いから特別に教えてあげる』

私はもう、おしっこが漏れそうなのを通り越して、下半身のその部分に心臓があるみたいに脈打っているのを自覚していた。その感覚が、もどかしいような、せつないような、どうにかしないと収まりがつかないような気がして、これからのことを小さい脳みそであれこれ妄想し、期待していた。

私の下半身にもいずみさんと同じ小さくて敏感な突起物がある・・・

想像しただけで、背中から足先までなにかが這い回るような、ドラッグ中毒のような感じになった。

いずみさんの柔らかい白い指が、薄い紙を置いたくらいの強さで私の小さな突起物に触れる。

熱いどろどろの分泌液にまみれたその部分は、考えられないくらいに敏感になっていて、どんなに抑えようとしても私はもう声を上げる事をガマンできなかった。

優しく、柔らかく、下から撫で上げるように、円を描く様に、突起物を執拗に触られた。

片手でそこを攻めながら、片手で乳房を撫でたり優しく揉み、乳首を転がされる。

小さな乳首も、下半身にある小さな突起物も、乾燥大豆くらいの硬さになっていた。

『柚葉のここ、ドロドロでこんなに硬くなってる・・・』

いずみさんのその言葉を聴いた瞬間、乳首と下半身から全身に電流が走るような感覚がした。

息ができない、体中が痙攣する、下半身のあの部分が痛いようなくすぐったいような、おしっこを漏らしてしまったような、なんとも表現しようの無い変な感覚に襲われ、怖くなった。

『柚葉、可愛い・・イッっちゃったんだ?』

いつものいずみさんの、笑っているのか泣きそうなのを我慢しているのかわからない、でもゾクゾクっとするような笑顔で言われ、私は、今自分の体がどうなってしまったのか解らなくて、強い不安を感じた。

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